またも辞めたか亭主殿〜幕末の名奉行・小栗上野介〜
2023年8月29日(火) 更新
この番組について
万延元年、日米修交通商条約批准のためアメリカに向かった使節の中に、その後の日本の運命を握る二人の男がいた。小栗上野介と勝海舟である。 欧米の先進文明を見た二人は、開国の必要性を痛感する。しかし吹き荒れる尊王攘夷の嵐の中で、小栗も勝もある時は重用され、またある時は居所を失う。小栗の妻、道子は夫が無役になるたびに、いずれお呼びがきますと励ます。 小栗はフランスから技術を導入し、横須賀に造船所を建設する。近代日本を見通した大事業だった。だが、小栗に時は味方しなかった。薩長攻撃の主唱者と目された小栗に官軍の刃が迫る。 【原作】 大島昌宏『罪なくして斬らる-小栗上野介-』 【脚本】 鄭義信 【音楽】 栗山和樹 【初回放送】 2003年1月3日 総合「正月時代劇」にて放送
出演者・キャストほか
おぐりこうずけのすけただまさ 小栗上野介忠順 (岸谷五朗)
みちこ 道子 (稲森いずみ)
かつかいしゅう 勝海舟 (西村まさ彦)
くりもとせべえ 栗本瀬兵衛 (松重豊)
くにこ 国子 (中原ひとみ)
えばたゆうぞう 江幡祐蔵 (堀部圭亮)
さとうとうしち 佐藤藤七 (石橋蓮司)
たみこ 民子 (石田えり)
あんどうのぶまさ 安藤信正 (井上順)
いっしきなおあつ 一色直温 (江原真二郎)
さかいただとう 酒井忠惇 (近藤正臣)
みずのただきよ 水野忠精 (伊東四朗)