手作り望遠鏡をつくるスキル
もしも無人島に漂流して、遠くを見るための望遠鏡が欲しくなったら・・・ 手作り望遠鏡をつくる方法を兄妹の様子から学べるよ!
所要時間 :1時間30分

材料・原料

  • 拡大鏡(レンズ直径9㎝・拡大率2倍・ガラス製)
  • ラムネ瓶に入ったビー玉(ビー玉はできるだけ透明なモノ)
  • 望遠鏡の本体になるパイプ(ホームセンターで売っている塩化ビニル管など光を通さないモノ)
  • ピントを調整するためのペットボトル

道具

  • パイプやペットボトルを切るのこぎり
  • 光を通さない黒ビニールテープ
  • ビニールテープを切るはさみ

【手作り望遠鏡の作り方】

望遠鏡の本体になるパイプを切る

望遠鏡の本体になるパイプをのこぎりで切ります。

番組では直径8cmの塩ビ管を使用しました。ホームセンターなどで購入できます。

筒の長さは、拡大鏡の焦点距離より少し長くするのがポイントです。

焦点距離は拡大鏡によって違いますので、太陽の光を地面に写して、もっとも光が小さくなったときの、地面とレンズの距離で焦点距離を測ります。

番組では、パイプの長さは30㎝程度に切りました。

拡大鏡で太陽の光を地面に写すときは、やけどをする可能性があるので、大人と一緒におこなってください。

拡大鏡をとりつける

対物レンズの役割をする拡大鏡をビニールテープで固定します。

拡大鏡は、パイプの直径よりも大きいものを使ってください。

番組では、レンズ直径9㎝・拡大率2倍・ガラス製のものを使用しました。

ペットボトルの底を切る

接眼レンズの役割をするペットボトルの底をのこぎりやカッターで切ります。

ペットボトルは、パイプの直径になるべく近い太さのものをつかってください。

番組では、500mlのペットボトルを使用しました。

のこぎりやカッターでペットボトルの底を切るときは、ケガをしないように注意してください。

ペットボトルの飲み口にビー玉をつける

ペットボトルの飲み口に、ビー玉を固定します。

ビー玉を固定するとき、ラムネ瓶のキャップを利用すると固定がしやすいです。

黒ビニールテープで固定します。

ペットボトルをビニールテープで巻く

ビー玉をビニールテープで固定したら、そのままペットボトル全体を巻いていきます。

黒いビニールテープで、ペットボトル全体を巻いて光がはいらないようにします。

ビニールテープは、隙間ができないように、ペットボトル全体に巻いてください。

ペットボトルと望遠鏡の本体を合体させる

望遠鏡の本体とペットボトルを合体させます。

ビー玉がついたペットボトルが接眼レンズです。こちらから覗いてください。

ペットボトルをパイプの中に入れたり、出したりしながらピントを合わせていきます。 ※決して太陽はのぞかないでください。

ピントが合わない場合は、どうしたらピントを合わせることができるのか?親子で考えながらチャレンジしてみてください!