「被災地の”つながるカフェ” 静岡・熱海」
初回放送日:2022年7月2日
去年7月3日、土石流に襲われた静岡・熱海市伊豆山。この春、まだ爪痕が残る街に被災した人が集うカフェがオープン。悲しみ、寄り添い、励まし…そこで重なり合う思いとは 「母親の近くで子育てがしたい」と地元に戻った娘を亡くした女性、「濁流が押し寄せた時、家族のそばにいられなかった」と苦しみ続ける男性…。「人それぞれ歩幅は違うから…支え合いたい」というカフェ店長。関連死も含め27人もの命を奪った土石流。1年が経(た)っても1人の行方がわからず、130世帯あまりが自宅に戻れないまま避難生活を送る。カフェに集う人々を通して、被災地・熱海のいまを見つめる。語り・吉岡里帆