レイチェルいわく「忘れられた楽園」の島の料理から3品。メゼと言う小皿スタイルの朝食からヒントを得て作る「マテ貝のメゼ」は貝殻を器にした美しい前菜。女性シェフの料理からは「カボチャのフィロペストリー」を思いつく。カタツムリの形に仕上げたパイに、トルコ料理でよく使うヨーグルトソースとカリカリに炒めたラム肉をトッピング。「ピスタチオとヨーグルトとザクロのケーキ」で旅の思い出を再現したディナーをしめる。
ハーブを食べるヤギから作るチーズや、オリーブ農家のおうちごはんに刺激を受け、3品を作る。ヤギのチーズは、ハーブと一緒にパイ生地でシガーロール風に巻いて前菜に。オリーブは、塩漬けレモンやニンニクなどと合わせ、ローストチキンの詰め物として使う。これはご当地のオリーブペースト「タプナード」から思いついた。デザートはイギリス伝統のブレッド&バタープディングをアレンジしたブリオッシュ&バタープディング。
カタルーニャ州にある地中海に面した美しいリゾート地を訪れたレイチェル。今回のメイン料理は、米でなくパスタを使う地方独特のパエリアからヒントを得た海鮮料理。ゆでた米麺を鳥の巣の形に焼き上げ、野菜や魚介類を煮込んだ濃厚なスープを注ぐ。そのほか、アーモンドを使う地方伝統のソースをアレンジし、松の実で作る「ポロねぎの紙包みロメスコソース添え」や、伝統菓子のクレマカタラーナを桃と組み合わせたデザート。
今回はスタイリッシュな北欧料理。街のカフェでは、スウェーデンの生活習慣であるコーヒーブレーク「フィーカ」を楽しむ。定番の甘いシナモンロールを食べたレイチェルは、クリームチーズや魚卵を使った甘くないロールパンを思いつく。メインの鹿肉ステーキは、地元シェフの料理にヒントを得て、ブラックベリーとニンジンの甘酸っぱいマリネを付け合せた。デザートには地酒やコケモモのジャムを使い、スウェーデン風タルトを作る。
食への情熱が溢れるナポリが大好なレイチェル。ご当地スイーツ「スフォリアテッラ」に舌鼓を打ったり、ピザ職人からピザ作りの手ほどきを受けたりと旅を満喫。今回作るのは、スフォリアテッラをアレンジしたサクサク食感の前菜や、ピザとパスタを同時に楽しめる「パスタピザ」など彼女ならではのアイデア料理。デザートは、ポリ袋に材料を入れ氷で冷やしながら10分間ひたすらシャカシャカ振って作る、楽しいアイスクリーム。
東西文化の融合した街で独特の食文化に出会う。海沿いの屋台のサバサンドイッチや、羊の内臓を使った伝統料理を現代風にした料理などからヒントを得て、3品を作る。サバを澄ましバターでぱりぱりに焼き、バターしょうゆのソースをかけた前菜。メインは、ラムひき肉と内臓で作ったスパイスたっぷりのケバブに、パン生地を巻きつけて作る。エキゾチックディナーのしめは、イスタンブールのコーヒー文化をグラスに詰めたデザート。
1品目は郷土料理ソッカ(ひよこ豆の粉を使ったパンケーキのようなスナック)をアレンジした料理。ラタトゥイユを乗せアンチョビ・ソースを垂らして完成。2品目はフランスの上質なオリーブオイルを使った、たらのコンフィとレインボーチャード・グラタン。デザートはオレンジの皮を器に使い、メレンゲをのせたオレンジとキャロットのゼリー。ニースのビストロで食べたプティ・ファルシ(野菜の肉詰め)からアイデアを得た。
1品目は、赤パプリカやトマトのソースをつけたチュロス。続いて、個性的なタパス料理を3種類。チョリソーとヒヨコマメの煮込み、トーストしたパンにトマトを載せ、ハーブガーリックバターをかけたもの。3品目はポテトチップスの上にスペインのソーセージを載せ、目玉焼きをトッピングした料理だ。デザートには、イチジクや松の実がたっぷり入ったトリュフチョコレート。現地のスーパーマーケットで思いついたレシピだという。
1品目は、スウェーデンの祝い事に欠かせない伝統料理、スモーガストルタ。別名“サンドウィッチケーキ”ともいわれる。2品目は、地元の漁師と釣りをし、釣れた魚を野外で調理して食べた経験から着想を得た料理。濃厚でクリーミーなキノコのスープの真ん中に、魚の団子を置き、島に見立てた。デザートはレイチェルが大好きなスウェーデンの森の地面を表現したというチョコレートを使った一品。友達も「美術館みたい」と大喜び。
イタリア南部の風光明媚なアマルフィ海岸を訪れたレイチェル。山の斜面に家庭菜園が作られ、野菜や果物が鈴なりに。それを見たレイチェルはイタリア伝統のサラダ「パンツァネッラ」に挑戦。イタリア国旗を模した美しいサラダが出来上がる。続いてアマルフィ海岸の評判のレストランで見た、野菜を見事に使いこなした料理をヒントにズッキーニのリングイネを作る。デザートはベズビオ火山をイメージした迫力満点のレモンケーキ。