ファッション市場を支える工業用ミシン。かつて、各国のメーカーが自動で糸が切れる画期的ミシンの開発を競った。世界が認める高品質製品を生み出した技術者たちのドラマ。
昭和32年奇跡的に南極大陸に到達し、昭和基地を建設。当初は一旦、帰国する予定だったが、副隊長が越冬しての観測を主張。体力自慢の11人とともに命がけの挑戦をする。
昭和30年世界各国共同での南極観測計画が動きだす。日本に割り当てられたのは屈指の難所。予算もない中、老朽船「宗谷」を輸送船へと改造すべく多くの人が力を結集する。
昭和40年、富山県警は県内の警察署から人員を集め、山岳警備隊を組織した。しかし山歩きの経験が浅い素人集団。北アルプスの麓の集落を訪ね、山歩きのプロの指導を請う。
昭和48年のオイルショック。日本中がパニックに陥った。新たな油田を開発し、石油を安定的に確保しなければならない。技術者たちは中東アブダビ沖の難所で掘削に挑む。
日本初のアラビア油田開発に挑んだ技術者たちの物語。敗戦後、石油の99%は輸入だった。サンフランシスコ平和条約の後、サウジアラビア沖合で洋上油田の開発に乗りだす。
昭和30年代、しょうゆをアメリカ市場に売り込んだ人たちのドラマ。当初は「昆虫のしぼり汁」とやゆされた。しょうゆベースのテリヤキソースを考えだし、販売網を広げる。
大人気の温泉地・湯布院をめぐる物語。かつては無名で、週末でさえ客がいない宿も。全国の温泉地で高層ホテルが建った時代、農村の緑と静けさを守ることで差別化をはかる。