落差500m!日本一の氷瀑「ハンノキ滝」にアイスクライマー・門田ギハードが挑む。岩盤を覆う不安定な氷、断続的に襲う雪崩、いつ崩れるともしれない垂直の氷柱…これは無謀な挑戦なのか?それとも世紀の大登攀か?
北アルプス立山連峰の称名峡谷にある落差500mのハンノキ滝。2021年2月、一人の青年が単独で凍り付いた氷瀑の完全登攀(はん)に挑んだ。前代未聞の挑戦の記録。 北アルプス立山山中に500mの落差を誇る幻の滝がある。雪解けの時期だけ現れる「ハンノキ滝」だ。冬、ハンノキ滝は全面結氷し日本一の氷瀑となる。その巨大な氷瀑にたった一人挑むのは、門田ギハード。W杯決勝にも残った日本人最強のアイスクライマーだ。待ち受けるのは、岩盤を覆う薄く不安定な氷、断続的に襲う雪崩、いつ崩れるともしれない垂直の氷柱…これは無謀な挑戦なのか?それとも世紀の大登攀か?驚異の登攀の記録。