福岡県では1月24日から25日ごろにかけて今シーズン一番の強い寒気が流れ込み、大雪となるおそれがあります。積雪や路面凍結による交通影響などに注意してください。
また、気温がかなり低くなって水道管が凍結する可能性もあります。福岡市水道局は早めに対策を進めるよう呼びかけています。
【今シーズン一番の強い寒気】
福岡管区気象台によりますと、1月24日から25日ごろにかけて、九州の上空に今シーズン一番の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。
このため、福岡県内で大雪のおそれがあるほか、風も強まって暴風雪や大しけとなるおそれがあります。
【立往生のおそれ】
国土交通省・気象台・ネクスコ西日本などは「この期間は、積雪や路面凍結などによって立往生が発生するおそれがある。不要不急の外出はできるだけ控えてほしい」としています。
また「やむを得ず車で外出する場合は冬用タイヤやチェーンを装着してほしい」と呼びかけています。
【水道管凍結を防ぐには】
福岡市水道局は、厳しい冷え込みによる水道管の凍結・破損を防ぐ対策として、以下の2つをあげています。
①屋外に露出している水道管に布や保温チューブをまく
②メーターボックスには発泡スチロールや新聞紙を詰める
こうした保温対策が効果的だということです。
2016年には福岡県内でも水道管の凍結が相次ぎ、大牟田市では一時市内全域で断水するなど各地で影響が広がりました。
週末のうちに、できるだけ対策を進めておいてください。