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    騒じょう事件以後、外川の漁師たちは逮捕された漁師たちの処分が決まるまで漁に出ないと決め、残された者たちの生活は日に日に困窮していった。かをる(沢口靖子)は、町で偶然久兵衛(津川雅彦)と会い、久兵衛はかをるにいよいよ困った時は帰ってこいと言う。かをるは絶対に家に帰るわけにはいかない、と決意を新たにする。その頃、渦中の名取村長(内藤武敏)が辞任するが、惣吉(川野太郎)たちの処分は一向に決まらなかった。