阿修羅のごとく
向田邦子の代表作!女の心の奥底に阿修羅が潜む
2022年10月14日(金) 更新
この番組について
堅物の父親に愛人がいた。四人姉妹が集まり話し合ううち、女同士ゆえ歯に衣(きぬ)着せぬやりとりに。次第にそれぞれが事情を抱えながら生きていることが明らかになっていく。嫉妬。エゴ。執念。平凡な家族の団らんが崩れ、誰もがもつ心の闇があらわになり、阿修羅の面をさらけ出していく…。 【作】 向田邦子 【テーマ音楽】 トルコの軍楽(メフテル) 【初回放送】 土曜ドラマ「向田邦子シリーズ」 第1話『女正月』1979年1月13日 第2話『三度豆』1979年1月20日 第3話『虞美人草』1979年1月27日
出演者・キャストほか
里見巻子 (八千草薫)
四姉妹の次女。二人の子を持つ主婦。自分の夫も浮気しているのではと疑っている。
里見鷹男 (緒形拳)
巻子の夫。家庭を大事にする平凡なサラリーマンだが、部下との浮気を疑われている。
三田村綱子 (加藤治子)
四姉妹の長女。生け花の師匠。夫に先立たれた淋しさを紛らわすため不倫している。
竹沢滝子 (いしだあゆみ)
四姉妹の三女。男っ気がまるでない生真面目な図書館司書。
竹沢咲子 (風吹ジュン)
四姉妹の四女。家族に内緒で無名のボクサーと同棲している。
竹沢恒太郎 (佐分利信)
四姉妹の父親。科目で厳格な男だが、愛人とその間の子供がいる。
竹沢ふじ (大路三千緒)
恒太郎の妻。四姉妹の母。夫に愛人と子がいることを知りながら笑顔で耐えている。
枡川の主人 (菅原謙次)
長女・綱子の不倫相手。生け花の得意先、料亭・枡川の主人。
勝又静雄 (宇崎竜童)
興信所の調査員。父の浮気調査を頼んできた滝子と恋に落ちる。
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