ヒューマニエンス 40億年のたくらみ

人間らしさの根源を、科学者は妄想する。

共有

「“腎臓” 欲望を支える寡黙な賢者」

初回放送日:2023年1月17日

「腎臓」を構成する細胞は30種類以上。その複雑で精緻な構造は、顕微鏡でみるとまるで「現代都市」のよう。それは尿の生成ためだけではない。体内の酸素、水分、塩分、pH、血圧などをコントロールするためだ。腎臓がこれだけ多くの仕事をこなすのは、進化の度に発生した難題を一手に引き受けてきたからこそ。淡水から陸上への生命進化、森から草原、さらに山岳までヒトの進出を可能にした腎臓の知られざる活躍ぶりを妄想する。