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    選「末法の世を生きる」

    かつて疫病や戦乱、飢餓に苦しむ人々にまん延した末法思想。今、不安に包まれる現代人が抱え込む闇の正体とは何か、あらためて耳を傾ける。【初回放送2013年4月7日】 作家・高史明さんは45年前、一人息子の真史さんが12歳で自死するという悲しみを経験した。「自分で自分が信じられない」という言葉をのこして逝った息子の姿を追い求める中で、高さんは末法の世に生まれた親鸞の教えと出会う。すべてを自分中心に、対象化してとらえようとする現代の闇、いのちの根源を見失ってしまった文明の闇。自然の猛威にさらされ、科学の限界をも見た今、いかに生きるかを語る高さんの言葉をあらためて。