ニュース速報
こころの時代〜宗教・人生〜
その言葉が道をひらく
2020年9月17日(木) 更新
「今 互いに抱き合うこと-コロナ禍に読む聖書-」
長く困窮者支援を続けてきた牧師・奥田知志さんは、コロナ禍の中で、聖書の言葉に立ち返り、人間とは何か、そして孤立や分断をどう乗り越えるのか、人々に伝えてきた。 北九州市にある東八幡キリスト教会の牧師・奥田知志さんは、コロナ禍で直面する困難をどう乗り越えるのか、聖書の言葉に照らして考え語り続けている。人間の存在やいのちの意味、孤立や分断をどう乗り越えていけばよいか。30年にわたるホームレス支援の中で経験した、互いの傷をも引き受け、抱きあう関係とは。コロナ禍で経済危機も深まる今、共に生きる道はどこにあるのか、聖書から聞こえてくる希望のメッセージに耳を傾ける。
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岐阜県高山市の飛騨千光寺住職・大下大圓さんは、僧衣姿で医療や福祉の現場へ出向き、患者や家族、医療者たちの苦悩や葛藤に寄り添う活動を30年以上続けてきた。 岐阜県高山市、標高千メートルに位置する飛騨千光寺・24代目住職の大下大圓(おおした・だいえん)さん。僧衣姿で医療や福祉の現場に出向き、30年以上、末期のがん患者、夫に先立たれた妻、医療者たちの苦悩や葛藤に寄り添ってきた。心の奥底にある声に耳を傾け、「死」を見つめながら「生」を語らう。「希望を持つことは死の直前までできる」と説く大圓さんに、活動の原点や信念について聞く。(2020年2月2日初回放送)