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選 シリーズ 禅の知恵に学ぶ (6)「生かされて生きる」

禅の修行道場の日々を通して、禅の知恵を学ぶシリーズの第6回。僧堂での修行の目的は己事究明。本来の自己とは何か、私たちは本来どのような世界に生かされているのか。 岐阜県美濃加茂市にある禅の修行道場、正眼僧堂では、一月の大寒の時期に最も厳しい修行が行われる。一週間を一日と考え、横にもならず、毎日15時間以上を坐りぬく「ろうはつ大接心」。雲水たちは、本来の自己とは何かを探究し続ける。寒さや疲労など、自分の力ではどうにもできない極致には、そこでしか開かれない世界があると言う。自分の思いを超えて生かされているいのち。その大いなる世界をさまざまな角度からうかがう。