ニュース速報
こころの時代〜宗教・人生〜
その言葉が道をひらく
2020年9月17日(木) 更新
「天上の響きに―左手のピアニスト・智内威雄」
左手のピアニストとして活躍する智内威雄さん。彼はどのようにして左手のピアノ曲と出会い、「音楽のちから」に気づいていったのか。ピアノ演奏とともにお話をうかがう。 左手のピアニストとして活躍する、智内威雄さん43歳。超絶技巧で国際コンクールに入賞するなど、将来を嘱望されたが、25歳の時、難病「局所性ジストニア」を患い右手の演奏機能を失う。失意のどん底で出会ったのが「左手のピアノ曲」だった。智内さんはどのようにして「音楽のちから」と出会い、人を喜ばせる音楽を身につけていったのか。左手のピアノ演奏と共に、じっくりと話をうかがう。
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「コヘレトの言葉」を読み解くシリーズの第4回は、不正義や不条理がはびこる権力に対するコヘレトによる厳しい批判、現実の中で人がどう生きるべきか説く言葉に注目する。 コロナ禍の今、注目を集める旧約聖書の小編「コヘレトの言葉」。中には、人々を苦しめる腐敗した権力、社会にはびこる不正義や不条理にコヘレトが向けた厳しい視線が感じられる言葉が随所に登場する。しかし、いくら世を呪っても社会は容易には変わらない。厳しい現実の中で、人は否応なく生きてゆかざるを得ない。「見よ、虐げられる者の涙を」と説くコヘレトは、虐げられる者の側に立ち、いかに生きてゆくべきかを語りかける。