こころの時代〜宗教・人生〜
その言葉が道をひらく
2022年8月26日(金) 更新
- ミャンマー人の慰霊祭で祈りを捧げる馬島浄圭さん(日蓮宗 妙本寺住職)
- 2021年9月 パゴダではクーデターやコロナで亡くなった家族や友人のための慰霊祭が行われた
- 少数民族ロヒンギャのキン・マウン・ラさん 祖国で迫害を受け1992年に来日。馬島さんの助けを得て4年に及ぶ裁判の末、在留許可を得た
- 1999年 馬島さんは軍の監視下にあったアウン・サン・スー・チー氏との面会に成功した(画面右端)
「悲しみを分かちあう-ミャンマー人と歩んだ30年-」
初回放送日: 2021年12月5日
名古屋市の尼僧・馬島浄圭さんは30年近く、ミャンマーから逃れてきた難民たちの支援を続けてきた。彼らとの交流の日々を追いながら、馬島さんの半生と仏道について伺う。 昨年2月の国軍によるクーデターにより、ミャンマーは危機的な状況に陥っている。そんななか、名古屋で暮らすミャンマー人たちの心の支えになっているのが馬島浄圭さん。これまでに40人以上の難民認定申請を手助けしてきた。馬島さんが彼らとともに作り上げた仏塔・パゴダには毎週のようにミャンマー人が集い、祖国への祈りを捧げている。彼らと悲しみや苦しみを分かち合うことによって鍛えられたという仏道をお話しいただく。