ニュース速報
こころの時代〜宗教・人生〜
その言葉が道をひらく
2020年9月17日(木) 更新
「心のケアから品格ある社会へ」
阪神・淡路大震災後の神戸で心のケアのパイオニアとして奮闘した精神科医・安克昌さん。在日という出自に向き合いながら精神科医として人生を切り開き、39歳の若さで亡くなるまで、被災者や多重人格の患者、人の心の傷に寄り添い続けた。ジャズと家族をこよなく愛する素顔、怒りをもって日本社会を見つめる視線、人間的な魅力にあふれる安克昌さんの生き様を関係者の証言、ドラマで安先生を演じた柄本佑さんの朗読で描く
見逃し配信
岐阜県高山市の飛騨千光寺住職・大下大圓さんは、僧衣姿で医療や福祉の現場へ出向き、患者や家族、医療者たちの苦悩や葛藤に寄り添う活動を30年以上続けてきた。 岐阜県高山市、標高千メートルに位置する飛騨千光寺・24代目住職の大下大圓(おおした・だいえん)さん。僧衣姿で医療や福祉の現場に出向き、30年以上、末期のがん患者、夫に先立たれた妻、医療者たちの苦悩や葛藤に寄り添ってきた。心の奥底にある声に耳を傾け、「死」を見つめながら「生」を語らう。「希望を持つことは死の直前までできる」と説く大圓さんに、活動の原点や信念について聞く。(2020年2月2日初回放送)