こころの時代〜宗教・人生〜
その言葉が道をひらく
2022年8月26日(金) 更新
- 歌うように念仏を唱えて集中する瞑想は、中国仏教の特徴のひとつ。(佛光山法水寺・群馬県)
- 群馬県にある佛光山法水寺。台湾に総本山のある臨済宗の寺院で、中国仏教の「禅宗」に触れることができる。「禅宗」は中国で生まれ、後に日本に伝わった。
- 中国仏教を味わう。(画面向かって左から)仏教学者・蓑輪顕量さん スポーツ指導者・為末大さん 中條誠子アナウンサー
- 中国で仏教を広めた3人の立役者 (画面向かって左から)安世高 智顗 菩提達磨 (サンドアート制作・kiasto)
瞑想(めいそう)でたどる仏教〜心と身体を観察する (4)「中国文化との融合」
初回放送日: 2021年7月18日
昨年大好評を博した人気シリーズのアンコール放送。インドで興った仏教の瞑(めい)想は1世紀ごろ中国へ。異文化との交わりは「仏像」や「禅宗」を生み出す。 ブッダを悟りへと導き仏教の原点となった「心身を観察する」めい想は苦しみから逃れる道を多くの人に伝えたいと願う僧たちの奮闘の末、インドから中国へ渡る。言語も価値観も異なる中国で小集団から始まった仏教はなぜ現地の人々をひきつけ、国を動かすまでに広まったのか。「仏像」や「禅宗」など、今の私たちがイメージする仏教の原型を築いた中国仏教のめい想を、宗教学者・蓑輪顕量さん、スポーツ指導者・為末大さんとひも解く