ニュース速報

「歴史に辿(たど)る“自分とは何か”」

トルコで40年以上発掘を続ける考古学者の大村幸弘さん(74)。専門はアナトリア考古学。鉄と軽戦車を持って栄えたというヒッタイト帝国の謎を解明しようとしている。 大村幸弘さんは、1985年から、トルコの地方都市カマンの遺跡で発掘を行っている。その手法は、地表から一層一層、時代の薄皮を剥ぐように掘り進める独特なもので、「文化編年」という年表の作成を目的としている。この発掘法で、2017年、ヒッタイトよりも古い層から、最古級の鉄関連の遺物を発見し、世界的な注目を集めた。「考古学は自分を知ること」と言う大村さん。人間の歩みと向き合い、歴史に学ぶ大切さを伺う。