こころの時代〜宗教・人生〜
その言葉が道をひらく
2023年3月29日(水) 更新
アーカイブス 「衆縁に生かされて―民藝(げい)100年―」
初回放送日: 2022年2月6日
民藝(げい)という言葉が生まれて100年。戦後まもなく山陰地方の若者が開いたやきものの窯は、柳宗悦や河井寛次郎ら民藝運動の先達たちに教えを受けた。2008年放送 島根県出雲にある出西窯。戦後まもなく、多々納弘光さんら5人の若者が新しい時代を夢見てやきものの窯を開いた。彼らは当時、民藝(みんげい)運動を推進していた柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司、バーナード・リーチらから直接教えを受けた。繰り返し繰り返し鍛錬した技。土、水、火など自然の恵みによって自ずから生まれる美にひれ伏すように日常の器を作り続けた日々。民藝運動が目指した真ずいとは、大いなるいのちの世界とは。