ニュース速報
こころの時代〜宗教・人生〜
その言葉が道をひらく
2021年3月30日(火) 更新
「ともに生きること」
名古屋市の徳林寺住職・高岡秀暢さんは30年以上アジアやアフリカからの難民や留学生を受け入れてきた。その根底にある「ともに生きる」仏教とその実践について聞く。 名古屋市の曹洞宗・徳林寺の住職、高岡秀暢さんは30年以上にわたってアジアやアフリカからの難民や留学生を受け入れてきた。その原点にあるのは若き日に10年以上滞在したネパールで出会った人々の姿。彼らは貧しさのなか、仏教を通じて助け合い、社会を維持していた。高岡さんは仏教の本質は「ともに生きる」ことに尽きるのではないかとの考えに至る。帰国後、徳林寺で実践してきた高岡さんの仏教についてお話しいただく。
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『ゲド戦記』の翻訳で知られる清水眞砂子さん。子どもの本の持つ魅力を伝えてきた。いくつもの言葉に生かされてきた人生、児童文学に込められた祈りについて伺う。 児童文学の世界的名作『ゲド戦記』の翻訳で知られる清水眞砂子さん。子どもの本の魅力を伝えてきた。周囲になじめず深い悩みを抱えた思春期。“自分の影に目を向け、抱きしめること”の 大切さに気付かせてくれたのは、文学の言葉だった。大学の教員として、若者の“生きにくさ”とも向き合ってきた清水さん。“平和を生き延びる”ことの大切さ、児童文学に込められた人々の祈りについて伺う(初回放送2020年3月22日)