こころの時代〜宗教・人生〜
その言葉が道をひらく
2022年3月3日(木) 更新
- 佐喜眞美術館の常設展示「沖縄戦の図」(丸木位里・丸木俊)
- オスプレイが飛ぶ米軍普天間基地に隣接する佐喜眞美術館
- 長年交流を続けて来た佐喜眞道夫さんと徐京植さん
- ナチスへの抵抗を母子像に刻んだケーテ・コルヴィッツの作品「ピエタ」(佐喜眞美術館蔵)
アーカイブ「害(そこな)われし人々のなかに 〜沖縄でコルヴィッツと出会う」
初回放送日: 2022年5月22日
沖縄返還から50年となる今年5月、過去に沖縄に取材した2本を「アーカイブ」のシリーズとして放送。沖縄からの問いかけを再考する。 第1回は、米軍普天間基地に隣接する佐喜眞美術館からのメッセージ。この美術館には、芸術家ケーテ・コルヴィッツの希少なコレクションがある。コルヴィッツは20世紀前半のドイツを生き、二つの世界大戦で息子と孫を失い、戦争や貧困に苦悩する人間像を版画や彫刻で表した。芸術作品をよすがに、戦争や弾圧などで害(そこな)われてきた人々の記憶を沖縄から見つめ直す。