ニュース速報
こころの時代〜宗教・人生〜
その言葉が道をひらく
2021年3月30日(火) 更新
選「悲しみ癒やす旅路」
医師としてガンと闘ってきた垣添忠生さんは最愛の妻をガンで失った。慰霊の旅として始めた四国遍路で、今も妻とともにあると確信した垣添さんの、喪失と再生をつづる言葉。 国のガン対策のトップとして半世紀にわたりガンと闘ってきた国立がん研究センター元総長の垣添忠生さん。自らもガンを経験し克服したが最愛の妻をガンで失った。酒浸りの日々の中、立ち直るための喪の作業。慰霊の旅として始めた四国遍路で、今も妻は共にあると感じた垣添さんのまなざしは他者の救済に向かう。残された人生をガンを抱えて生きる人にささげる垣添さんの、喪失と再生をつづる言葉。(初回放送2019年3月31日)
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『ゲド戦記』の翻訳で知られる清水眞砂子さん。子どもの本の持つ魅力を伝えてきた。いくつもの言葉に生かされてきた人生、児童文学に込められた祈りについて伺う。 児童文学の世界的名作『ゲド戦記』の翻訳で知られる清水眞砂子さん。子どもの本の魅力を伝えてきた。周囲になじめず深い悩みを抱えた思春期。“自分の影に目を向け、抱きしめること”の 大切さに気付かせてくれたのは、文学の言葉だった。大学の教員として、若者の“生きにくさ”とも向き合ってきた清水さん。“平和を生き延びる”ことの大切さ、児童文学に込められた人々の祈りについて伺う(初回放送2020年3月22日)