ニュース速報
こころの時代〜宗教・人生〜
その言葉が道をひらく
2020年9月17日(木) 更新
- 2020年12月で100歳 絵を描き続けていつのまにか100年経った
- コロナ禍で 信頼できる唯一の場所がアトリエ と語る
- ステンドグラスの大作に自ら絵付け 新しいことに取り組むのはいつも楽しい
- ふるさと福岡の海辺で夏を過ごす
「100年のアトリエ 画家・野見山暁治」
画家・野見山暁治さんは今年12月で100歳。今も毎日アトリエに立つ。「物心ついた時には絵を描いていて、そのままこの歳になった」と笑う。新作展への日々を見つめる。 野見山暁治さんはひょうひょうと激動の人生を語る。福岡の炭鉱での少年時代。戦争で断ち切られた東京美術学校での青春。戦後パリ留学を果たすもそこで妻と死別。帰国後、戦争で生き残ったしょく罪のように戦没画学生の遺作の収集に奔走した。融通無碍なその絵に似て野見山さんの言葉は、時に聞く人を煙に巻きながら何にも寄りかからないたたずまいを伝える。絵だけがあった100年に今さら気負いはないが今だから見える風景もある
見逃し配信
「コヘレトの言葉」を読み解くシリーズの第4回は、不正義や不条理がはびこる権力に対するコヘレトによる厳しい批判、現実の中で人がどう生きるべきか説く言葉に注目する。 コロナ禍の今、注目を集める旧約聖書の小編「コヘレトの言葉」。中には、人々を苦しめる腐敗した権力、社会にはびこる不正義や不条理にコヘレトが向けた厳しい視線が感じられる言葉が随所に登場する。しかし、いくら世を呪っても社会は容易には変わらない。厳しい現実の中で、人は否応なく生きてゆかざるを得ない。「見よ、虐げられる者の涙を」と説くコヘレトは、虐げられる者の側に立ち、いかに生きてゆくべきかを語りかける。
2020年12月で100歳 絵を描き続けていつのまにか100年経った
コロナ禍で 信頼できる唯一の場所がアトリエ と語る
ステンドグラスの大作に自ら絵付け 新しいことに取り組むのはいつも楽しい
ふるさと福岡の海辺で夏を過ごす