【収録後インタVol.5】新商品をバンバン作ってバンバン失敗していく勇敢さ

NHK
2023年7月19日 午後0:00 公開

「希有(けう)な黒歴史の回だなって思いました」(神田伯山)

――第5弾の「森永製菓編」、収録を終えていかがでしたか?

いやーよかった。めちゃくちゃ面白かったですね。
今回ですね、4人に出て頂いて、けっこう珍しいパターンで、人数が多い。でも1人1人がみなさんおもしろかったですね。
特に主役というかリーダーというか、ラムネにずっと情熱を注いでいる、ミスターラムネみたいな、高波さんという方がいるんですけど、その方がおもしろいんですよ。
その方が、一人一人の若手マーケターに『ラムネがいかにすごいか』『いかに可能性あるか』っていうのを全員に植え付けていくんですよ。で、部下は嫌がっているんですけど、でもおもしろくなるんですよね。それが。人生、人っておもしろいですね。つくづく思いました。人っておもしろいなーって。情熱とか、それが商品に生きてお客様に届くんだなっていうのが、森永製菓さんでより感じました。

――会社の印象はどうでしたか?

おもしろかったのが、キャンデー部門の中でも部署で扱う商品によって若干のヒエラルキーというか「格」があるっていう(笑)。売れ筋のソフトキャンデーと定番のキャラメルが「横綱」と「大関」みたいな扱いで、ラムネがその下っていう(笑)。いや、表現としては「下」って扱いだったんですけど、実際はそうじゃなくて、ラムネも森永さん的にはちゃんとお子さんに安定して売れる商品なので、けっこう若手マーケターの「修行の場」として扱われるそうなんですね。そこから修行が始まるみたいな。ミスターラムネの高波さんっていう人がラムネの商品をバンバン作って、バンバン失敗していくっていう。その模様がものすごい良いんですよ。勇敢で。どんどん巻き込んでいくんですよ。だから、なんかね、おもしろいんですよね。それが。ポジティブで、建設的で、前の失敗を生かして次につないでいくという。

この番組で紹介する黒歴史は1回失敗したら、次は成功することが多いんですけれど、結構その後も失敗するんですよね。それが、今回の見どころかなっていう。でも本当に最後!みなさんみてください、大輪の花を。大輪のラムネの花を咲かしたって感じになるので、希有(けう)な黒歴史の回だなって思いました。森永製菓さん、創業1899年ってことなんですけど、なんかすごい長い歴史の中で、また黒歴史を教えて頂いて、楽しかったと思います。ありがとうございました。

(2023年3月 森永製菓鶴見工場内ミュージアムにて)

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