(1)「淡路恋人形」

文久四年、淡路国村出身のお登勢(沢口靖子)は、奉公に出るため世話人の伊三治(清水圭)に連れられ船に乗る。そこで出会ったひとりの青年、それがお登勢と勤王の志士、津田貢(葛山信吾)との出会いだった。城下町である洲本で船を降りたお登勢が向かった先は、徳島藩蜂須賀家に仕える加納家の屋敷。当主、加納市左衛門(橋爪功)と奥方、はま(汀夏子)の娘・志津(森口瑤子)の元にちょうど縁談が持ち掛けられたところだった。

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