子どもの「好き嫌いが多い」というお悩み、ありませんか?
解消のヒントを1つ、紹介します。
それが「サペレメソッド」。
一言でいうと、「5感を使って味わう体験」です。
海外で注目されている食育の方法で、
嫌いなはずのものを自然と食べるようになったと評判なんです。
国内でサペレメソッドの普及活動を行っている、味の教室協会の染井順一郎さんに方法を教わりました。とってもシンプルです。
このとき、子どもが感じたことを自由に表現できるように聞いてみてください。
①見て楽しむ ⇒さまざまな角度から見て「色や形はどう?」
②さわって楽しむ ⇒いろんなところを触り「かたい?冷たい?どんな感じ?」
③におって楽しむ ⇒「どんなにおいがする?」
④味わって楽しむ⇒「ちょっと舐めてみる?」「一口だけ食べてみる?」「どんな味?」
⑤音を楽しむ ⇒耳をふさいで「噛んだらどんな音がする?」
嫌いと言っていた食材でも、「苦みが嫌いだったが、音は好き」など、単なる好き・嫌いではなく、どこが嫌いなのか細分化できます。また、五感で楽しむことで、よりその食材に興味がでてきて、食べたくなり、自然と好き嫌いが減るそうです。
染井さんによりますと、2歳~6歳ごろ行うと、大きな効果が期待できるということです。
コツを3つ紹介します。みなさんも試してみてください。
①子どもが楽しめる工夫
袋に入れて外から触って中身を推測させるなど、ゲーム感覚で。
皮をむいたり、ちぎったり、型抜きをしたりして、手で触る!
②スモールステップ
子どものペースで、焦らない。
食べなくても触るだけ、においを嗅ぐだけでも一歩前進。
③子どもの気持ちを尊重しつつ声掛けを
大人も一緒に体験して、感じたことを言葉にして子どもと会話する。感じ方は人それぞれ、子どもの感想は尊重して聞く。
とにかく、大人も子どもと一緒になって楽しむこと!が大事だということでした。
とく6では、子育てのお悩み・気になること、かわいい子どもの写真を募集しています。下記リンクより、ぜひお寄せください。