ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。
もの書く人のかたわらにはいつも猫がいた。
2023年8月29日(火) 更新
「東山彰良とカグラ」
初回放送日: 2021年12月9日
もの書く人の傍らにはいつも猫がいた。東山彰良編。直木賞受賞後も挑戦を続け自ら作風が定まらない作家と語る東山の創作の世界。愛猫は東山に何をもたらす?朗読は松重豊。 推理小説からハードボイルド、さらに青春小説まで、次々に新たなテイストの作品を生み出し、いつも次回作でファンに新鮮な驚きを与える作家東山彰良さん。小説は、シーンが浮かんだら見切り発車で書き出してしまい、後は物語に連れて行ってもらうというのだが、さて猫との生活は?猫が連れて行ってくれた新たな創作の世界とは?衰弱していたところを保護したカグラ(5歳オス)と妻と…、静ひつな時間が流れる日々を切りとる映像詩
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出演者・キャストほか
出演 (東山彰良)
猫のいる生活は良い生活です。部屋で本を読んでいると、ときどき猫が様子を見に来ます。たいていは無視するのですが、ときどきかまってあげます。そのときだけ、猫は本より大切なものになります。そして、僕にとって本より大切なものって、あとひとつかふたつくらいしかないのです。つまり、猫のいる生活は良い生活だという話です。
朗読 (松重豊)