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    昭和27年春、富山・高岡の高校3年生、満賀道雄(竹本孝之)は卒業を目前にしていた。無二の親友・才野茂(長江健次)とともに漫画家になることが本当の夢だが、父亡き後、喫茶店に勤め続ける母の君江(冨士真奈美)のため、弟の鉄郎(磯崎洋介)の学費のため、就職しなければならなかった。道雄は富山の新聞社の試験を受けたが失敗。落胆して家に帰ると、なんと道雄と茂にとっては神様の手塚治虫先生からハガキが届いていた。