Q.
陽性率とは?
A.
発熱などの症状があって新型コロナの検査を受けた人のうち陽性となった割合です。
これまでも感染が拡大すると検査の陽性率も高まっていて、「第8波」かどうか判断するときに欠かせない指標です。
Q.
佐賀県内の状況は?
A.
佐賀大学医学部附属病院の青木洋介教授によりますと、県内では11月19日から24日までの直近6日間で59点8%。
10月28日までの1週間が約25%だったので、この1か月の間に2倍以上に高まっているということです。
Q.
陽性率が高まった理由は?
A.
感染した人たちが気付かないまま日常生活の中で感染源となってしまっているのではないかとみられています。
感染が水面下でも広がりつつあると青木教授は指摘します。
Q.
今後の見通しは?
A.
青木教授は、「陽性率が高まっている間は、感染拡大の波が収まるという楽観視はできず、注意が必要だ」と指摘しています。
改めて基本的な感染対策の徹底をお願いします。