うまいッ!
「食を支える生産者を応援したい!SP(1)」
初回放送日: 2020年6月1日
観光客の減少、飲食店などの休業で、食材の需要は激減▽日本の食を支える生産者たちを応援!▽おいしさの秘密▽生産者たちのいま▽いま食べてもらいたい!お手軽料理 新型コロナウイルスの影響で、観光客の減少、飲食店や宿泊施設の休業などで食材の需要は激減。卸売価格も減少するなど、食の生産現場に大きな影響が出ている。そこで、日本の食を支えてきた生産者たちを応援する企画を2週連続で放送!第一弾は、牛肉など畜産と牛乳やチーズなど酪農の生産者たち!極上の食材のおいしさの秘密や絶品料理!生産者たちのいま!生産者オススメ!いま食べてもらいたい!お手軽料理もご提案!
出演者
生産者 鈴木壽一 (米沢牛生産者(山形・米沢市))
牛を育てて60年。肉質品評会で日本一の称号を手にしたことも。米澤伝統の牛の育て方を大切にしつつも、20年以上前から科学的データを駆使し、牛を育てている。いまは、息子の英行さんに代表を任せながら、一緒に牛を育てている。米沢牛は、卸売価格が4割も減り大きなダメージを受けましたが、品質のよさには自信があるので、米沢牛を味わってほしいと願っている。
生産者 石黒幸一郎 (ホロホロ鳥生産者(岩手・花巻市))
父が始めたホロホロ鳥の農場を継いで25年。石黒さんの育てたホロホロ鳥は、有名レストランのシェフたちに絶賛されています。ところが、今回の影響で、取引先がすべて休業となり、冷凍庫は在庫でいっぱいになってしまいました。でも、シェフたちや地元の南部鉄器メーカーからのサポートもあり、人とのつながりを改めて感じている。
生産者 髙橋雄幸 (ヤギの熟成チーズ生産者(栃木・那須高原))
ヤギチーズを作り始めて19年。牛のチーズ職人でもある妻、ゆかりさんと2人でチーズ工房を営んでいます。今回の影響で、那須高原の観光施設やホテルが休業となり、売り上げが半分に。SNSで応援団を募ってなんとか出荷できるように。ところが、妻が作る乳量の多い牛乳のチーズは在庫を抱えたまま。那須高原のチーズも同じような状況なので、牛乳のチーズを使った料理も提案!
「ごちそうレシピ」
「ホロホロ鳥の南部鉄器グリル」&「チーズ焼きグラタン」
【ホロホロ鳥の南部鉄器グリル】 ※岩手の伝統工芸品の南部鉄器を生かしたホロホロ鳥のグリル。 <材料> ・ホロホロ鳥のもも肉:1枚 ・なす:1本 ・パプリカ:赤・黄、それぞれ半分ずつ <ゆず風味ソースの材料> ・みりん:大さじ1 ・しょうゆ:大さじ1 ・ゆずこしょう:適量 <作り方> 1)野菜は先に焼き、いったん取り置く。 2)少量の油をひいて、ホロホロ鳥を皮のほうから焼き、 皮がパリッとするまで焼く。 3)ひっくり返して火を止め、余熱で5分ほど、中に火が通るまで焼く。 4)焼き上がったら、食べやすい大きさに切り、 焼いた野菜と一緒に南部鉄器に盛り付けて、 ゆず風味ソースをかけ、少し煮詰めたら、できあがり!
【チーズ焼きグラタン】 <材料> ・牛乳のウォッシュチーズ:100g(1個)(※髙橋さんのチーズは、タレッジョタイプ) ・ジャガイモ:2個 ・ニンジン :1/3本 ・玉ねぎ :1/2個 ・ブロッコリー:5房 ・ひき肉 :80g ・マカロニ:適量 ・にんにく :1片 ・サラダ油 :少々 <作り方> 1)にんにくとひき肉をかるく炒め、下ゆでした野菜とマカロニを加えて炒める 2)耐熱皿に、炒めた1)と下ゆでしたブロッコリーを乗せる 3) ウォッシュチーズを1cmほどの厚さに切って2)に乗せる 4) オーブンをグラタンモードにして、20分ほど焼けば、できあがり!