うまいッ!
「コリコリ!うまみ濃厚! 養殖ひらめ〜山口・下松市〜」
低脂肪で高たんぱく質!ヘルシー!養殖ひらめ▽オドロキ!緑色にライトアップされた空間で育つ▽山口県特産の夏みかんが味の決め手!?▽ひらめをおいしく!アイデア料理! 山口県下松市の笠戸島で育つ養殖ひらめは、コリコリ食感と濃厚なうまみが特徴!女優の渡辺早織さんがうまいッ!の秘密を探る!緑にライトアップされた生けすで育てると体重が1.3倍にUP!?山口県特産の夏みかんをエサに加えると、さわやかで甘みのある味わいに!アイデア料理!丸ごと揚げてふわふわ食感を味わう!「フライ」。濃い味でうまみを引き立てる!「ホイル焼き」。骨で取っただしが決め手!「パエリア風釜飯」。
出演者
食材ハンター 渡辺早織 (女優)
ひらめが、かわいくてかわいくてしかたがない!という生産者の旗手さん。愛情を注ぐその姿を見ていて、私も気づけば、ひらめのとりこに。お刺身はもちろん、ふわふわでうまみが濃厚なフライも絶品でした。教えてもらったひらめ料理、さっそく挑戦してみます!
地元応援団 大村和輝 (NHK山口放送局アナウンサー)
笠戸のひらめと聞いて、まず思ったことが「食べた事がない…」ということ。 しかし、それもそのはず、“門外不出の魚”だったんです。県民だからと言って、簡単には食べられません。食べてみると、本当に美味。養殖とは思えませんでした!
生産者 旗手友紀 (ヒラメ養殖業者)
ひらめの養殖歴は4年。下松市栽培漁業センターの若手のホープです。大学でも研究を行っていたほどのひらめ好きで、日課はひらめに関する文献をリサーチすること。コリコリでうまみの濃いひらめを育てることに余念がありません。
「うまいッ!の秘密」&「ごちそうレシピ」
「ひらめのフライ」&「ひらめのホイル焼き」&「ひらめのパエリア風釜飯」
【ひらめのフライ】 ※ふわふわの身とさくさくの衣がたまらない一品 <材料(2人分)> ・ひらめ:2さく(半身) ・小麦粉:適量 ・卵:1コ ・パン粉:適量 ・塩・こしょう:適量 ・揚げ油:適量 <作り方> 1) ひらめに塩・こしょうで下味をつける。 2) 小麦粉→卵→パン粉の順で衣を付け、170℃の油で、片面2分ずつ揚げる。 3) 熱いうちに一口大に切れば、できあがり!
【ひらめのホイル焼き】 ※濃い味でひらめのうまみを味わう!さっと作れるお手軽レシピ <材料(2人分)> ・ひらめ:60g ・白みそ:小さじ4 ・マヨネーズ:大さじ4 ・にんにく(すりおろし):少々 ・たまねぎ:1/2個 ・しめじ:1/2パック ・スライスチーズ:2枚 ・塩・こしょう:少々 <作り方> 1) 皮をとったひらめを1cmの厚さに切り、塩・こしょうで下味をつけてホイルに入れる。 2) ボウルでマヨネーズ・白みそ・すりおろしたにんにくをよく混ぜる。 3) スライスしたたまねぎ・しめじを2)に加えてあえ、ひらめの上にのせる。 4) スライスチーズをのせ、200℃のオーブンで15分焼けば、できあがり!
【ひらめのパエリア風釜飯】 ※ひらめのだしを味わうおもてなし料理 <材料(2~3人分)> ・ひらめ:100g ・米:2合 ・ひらめのだし:500ml ・パプリカ(赤・黄):各 少々 ・にんにく:少々 ・サフラン:少々 ・塩・こしょう:少々 ・お好みでむきえび・イカ・あさり・ムール貝など <ひらめのだし> ・ひらめの骨:1尾分 ・たまねぎ:1/2個 ・にんじん:1/5本 ・セルリー:少々 ・白ワイン:大さじ1 ・水:500ml ・オリーブ油:適量 <作り方(炊飯器)> 1) 鍋にオリーブ油を熱し、水にさらしたひらめの骨を加えて炒める。 2) 白ワインを加えてアルコールを飛ばしたら、スライスしたたまねぎ・にんじん・セルリーを入れる。 3) 水を加え、再び沸騰したら、アクをとり、弱火で20分煮込んで、クッキングペーパーでこす。 4) 3)のだしにサフラン・すりおろしたにんにく・塩・こしょうを加える。 5) 洗った米を炊飯釜に入れ、皮をとり3cmほどのサイコロ状に切ったひらめを乗せ、 さらに、パプリカ・お好みの具材を乗せる。 6) 4)で作った炊き汁を加え、炊飯器の早炊きモードで炊けば、できあがり!
「うまいッ!」の秘密
肉厚でコリコリした食感を生み出す秘密が、養殖場を照らす緑色のライト。同じ時期に生まれたひらめを、エサや水温など同じ条件で、白や赤、青や緑色のライトを当てて育てたところ、緑色の光で育てたひらめの体重が一番増加!しかも、自然光の1.3倍の重さに成長したのです。理由はまだ解明されていませんが、緑色の光で、ひらめがエサをよく食べるようになり、体重が増えるので、肉厚でコリコリ食感のひらめに育つと考えられています。
濃厚なうまみを生み出すのはエサですが、旗手さんは、あじのすり身や魚粉など7種類の材料を混ぜています。さらに、うまみが濃厚なのに、さっぱりした味わいと生むのが、山口県の特産・夏みかんの果汁。夏みかんをエサに加えることで、かんきつに含まれる香り成分のリモネンが身に蓄積され、さわやかさと甘みを感じる味わいのひらめになるのです。
見逃し配信
愛知生まれの「ファーストトマト」は、味が濃く、甘みが強いのが特徴。程よい酸味とのバランスもグッド。懐かしいトマトらしい味わいのファーストトマトを味わい尽くす。 ハートの形がキュートなファーストトマトは、およそ80年前に愛知県で生まれた「あいちの伝統野菜」。昭和の終わりごろまでは、日本のトマトの主役だった。傷みやすく栽培が難しいため、全国的に栽培する農家が激減したが、地元の愛知では栽培が受け継がれてきた。「昔ながらのトマトの味がする」と人気を集めているファーストトマト。そのうまいッ!のヒミツに迫る。また、生産者や地元ならではの簡単絶品料理も紹介する。
食材ハンター 渡辺早織 (女優)
ひらめが、かわいくてかわいくてしかたがない!という生産者の旗手さん。愛情を注ぐその姿を見ていて、私も気づけば、ひらめのとりこに。お刺身はもちろん、ふわふわでうまみが濃厚なフライも絶品でした。教えてもらったひらめ料理、さっそく挑戦してみます!
地元応援団 大村和輝 (NHK山口放送局アナウンサー)
笠戸のひらめと聞いて、まず思ったことが「食べた事がない…」ということ。 しかし、それもそのはず、“門外不出の魚”だったんです。県民だからと言って、簡単には食べられません。食べてみると、本当に美味。養殖とは思えませんでした!
生産者 旗手友紀 (ヒラメ養殖業者)
ひらめの養殖歴は4年。下松市栽培漁業センターの若手のホープです。大学でも研究を行っていたほどのひらめ好きで、日課はひらめに関する文献をリサーチすること。コリコリでうまみの濃いひらめを育てることに余念がありません。