うまいッ!
「肉厚!スゴイうまみ! ほたて〜岩手・山田町〜」
いまが旬!肉厚でうまみが濃厚!ほたて▽ソーシャルディスタンスが大事!?▽真水が苦手なほたてに必要!?かき養殖のワケ▽日本料理の橋本幹造さんがつくる!ほたて料理! 三陸は親潮と黒潮が混じり合うのでプランクトンが多く、さらに、岩手県山田町の山田湾は穏やかなので、ほたての養殖がさかん。肉厚で濃厚なうまみのほたてを育てています。今回、山田町を訪ねたのは、日本料理の橋本幹造さん。大きく育てるためのほたてどうしの間隔や、真水が苦手なほたてを育てるため、川の近くにはかきを養殖してブロックするなど数々の工夫を体感!スタジオでは山田町のほたてのうまみを生かした料理も登場!
出演者
食材ハンター&専門家 橋本幹造 (日本料理店店主)
三陸沿岸のほたての質がよいことは、私たちの中では常識。ですが、どうおいしいのか直接山田町を訪ね、自分の目で見て知ることができたのは大きな収穫となりました。なかでも真水が苦手なほたてのために、真水に強いかきの養殖施設を壁にしているという生産者のお話は大変勉強になりました。山田町の皆さま、本当にありがとうございました。
食材ハンター&地元応援団 佐々木芳史 (NHK盛岡放送局アナウンサー)
食材ハンター・橋本幹造さんと訪ねたのは岩手県山田町。海の幸・山の幸がい~っぱい。そこで出会ったのは山田町の“ほたて”。ほたてというと、バター?しょうゆ?焼いて食べる?いやいや!山田のほたては生で食べるのが1番!うまみとほたて汁が口の中であふれます。「手を加える必要がない」といわれる“山田”のほたてと干ししいたけ”を、幹造さんは、スタジオでどのように料理するのか!?お楽しみに!
生産者 中村敏彦 (ほたて養殖業者)
ほたて養殖業の3代目。東日本大震災による津波で養殖設備がすべて流されてしまったが、全国からの応援により復旧。質のよい ほたてを育てようと日々情熱を注ぐ。
「うまいッ!の秘密」&「ごちそうレシピ」
「ほたてのおろし蒸し鍋」&「ほたての蒸し合わせご飯」
【ほたてのおろし蒸し鍋】 ※ほたての濃厚なうまみをいかした鍋。煮るのではなく、蒸らすのがポイント! <材料(2人分)> ・ほたて:4個 ・干ししいたけ(水で戻したもの):2個 ・大根おろし:200g(大根1/2本) ・だし昆布:10g ・水:500ml ・塩:少々 ・レモン:少々 <作り方> 1)ほたてを塩でもんで10分置いて、40℃のお湯に3~4分つける。 人肌ほどの温度にすることで、うまみがUP! 2)水を入れ昆布でだしをとった鍋に、すりおろした大根おろしを入れる。 3)温度が90℃ほどになったら火を止め、1/4にカットした ほたてを入れる。 ※90℃の目安は、ふつふつと沸いた状態。 4)さらに、水で戻した干ししいたけを1/6にカットして入れる。 ※しいたけの代わりに、みつばや小松菜などでもよい。 5)5分ほど蒸らして、食べる直前に塩・レモンなど酸味のあるものをかければ、 できあがり!
【ほたての蒸し合わせごはん】 ※ほたてと干ししいたけの相性抜群! 炊くのではなく、蒸らすのがポイント! <材料(2人分)> ・ほたて:4個 ・干ししいたけ:2個 ・白米:350g(洗っていない状態) ・だし昆布:10g ・水:400ml ・干ししいたけの戻し汁:100ml ・塩:小さじ1 ・しょうゆ:小さじ1 <作り方> 1)昆布だし、しいたけの戻し汁で米を炊く。 2)ほたてを塩でもんで水で洗い、10分置いてから40℃のお湯に3~4分つける。 3)ほたてと、水で戻した干ししいたけを、1cm角にカットする。 4)炊き上がったごはんに、3)を混ぜ合わせる。 5)10分ほど蒸らせば、できあがり!
「うまいッ!」の秘密
ほたてはロープにつるして育てますが、肉厚で濃厚なうまみを生み出すために、ほたてどうしの距離、ソーシャルディスタンスが大事です。ほたてどうしの間隔がせまいと、プランクトンを取り合ってしまい、大きく育ちません。逆に広すぎると、よけいな貝などが付着して、プランクトンを横取りされてしまいます。そのため、中村さんは、試行錯誤の結果、20㎝ほどの間隔にして、育てているのです。
ほたては真水が苦手で、真水につかると弱ってプランクトンを食べなくなってしまいます。そこで、山田町では、ほたての養殖設備を、真水が流れる川から1㎞以上離して育てています。さらに、川とほたての養殖設備の間に、かきの養殖設備を設置してブロック!真水が直接、ほたてに当たらないよう工夫をしているんです。
見逃し配信
江戸時代から一子相伝で伝えられた老舗の「つくだ煮」。150年前からほとんど変わらぬ製法で江戸前の味を守ります。つくだ煮を現代風にアレンジした驚きの創作料理も! にぎりずしや天ぷら、うなぎのかば焼きなどと並び江戸前を代表する食べ物が「つくだ煮」。文久年間から一子相伝の技でつくだ煮を作り続けている老舗を食材ハンター・木戸大聖さんが訪ね、伝統の味の秘密を探ります。食材を煮込むのに使うのは昔ながらのかまどと薪、秘伝のタレには長年の食材の味が染み込んでいます。そして、意外にもつくだ煮は和食以外とも相性抜群!現代風にアレンジした驚きの創作料理もたっぷりと紹介します。
食材ハンター&専門家 橋本幹造 (日本料理店店主)
三陸沿岸のほたての質がよいことは、私たちの中では常識。ですが、どうおいしいのか直接山田町を訪ね、自分の目で見て知ることができたのは大きな収穫となりました。なかでも真水が苦手なほたてのために、真水に強いかきの養殖施設を壁にしているという生産者のお話は大変勉強になりました。山田町の皆さま、本当にありがとうございました。
食材ハンター&地元応援団 佐々木芳史 (NHK盛岡放送局アナウンサー)
食材ハンター・橋本幹造さんと訪ねたのは岩手県山田町。海の幸・山の幸がい~っぱい。そこで出会ったのは山田町の“ほたて”。ほたてというと、バター?しょうゆ?焼いて食べる?いやいや!山田のほたては生で食べるのが1番!うまみとほたて汁が口の中であふれます。「手を加える必要がない」といわれる“山田”のほたてと干ししいたけ”を、幹造さんは、スタジオでどのように料理するのか!?お楽しみに!
生産者 中村敏彦 (ほたて養殖業者)
ほたて養殖業の3代目。東日本大震災による津波で養殖設備がすべて流されてしまったが、全国からの応援により復旧。質のよい ほたてを育てようと日々情熱を注ぐ。