【セルリーのきんぴら】 ※短い時間であっという間にできるのに、立派なおかずの一品に！超簡単なセルリーのきんぴら ＜材料（２人分）＞ ・セルリーの茎（葉っぱを取ったもの）：２本 ・しょうゆ：大さじ１ ・みりん：大さじ２ ・ごま油：適量 ＜作り方＞ １） セルリーの茎の太い部分は、５ｍｍ幅で斜め切りに。葉がついていた細い部分は縦切りに切る。 ２） 熱したフライパンにごま油を入れ、中火でセロリを炒める。 ３） みりんを加えて弱火にし、ふたをして蒸し焼きに。 ４）全体がしんなりしてきたら、しょうゆを回し入れ、煮汁がなくなるまで炒めたらできあがり！  

「セルリーの葉の天ぷら」 　※栄養価の高いセルリーの葉をお手軽に！ ＜材料（１人分）＞ ・セルリーの葉：大きい葉３枚（小さい葉なら６～９枚） ・小麦粉 ・水 ・氷 ＜作り方＞ １）セルリーの葉は、大きいものは1枚。小さいものは２～３枚を茎から外す。 ２）小麦粉を水で溶き、衣の生地を作り、氷を入れて冷やす。 ３）葉っぱ全体に衣を薄くつけ、余分な衣は落とす。 ４） 180℃の油で、1分ほど揚げれば、できあがり！

【セルリーのパウンドケーキ】 ※まさか！？だけど、うまいッ！セルリーのスイーツ ＜材料（７人分）＞ ・セルリーの茎：１本 ・セルリーの葉：50ｇ ・米粉：120ｇ ・ベーキングパウダー：小さじ２ ・砂糖：60ｇ ・卵：３個 ・バター：70ｇ ・茎の水煮用砂糖：大さじ２ ＜作り方＞ １） セルリーの茎を鍋に入れ、浸るくらいの水に砂糖を大さじ２を入れ、20分ほど煮る。 　　※箸や竹串などで刺してスッと通ればＯＫ。煮汁はとっておく。 ２） セルリーの葉、全卵３個をミキサーにかける。 ３） ２）に、米粉を入れ、ベーキングパウダー、砂糖、溶かしバターを加えてよく混ぜる。 ４） 全体が混ざったら、パウンドケーキの型に流し込む。 ５） 型に合わせたサイズに切った１）の茎を生地の中に埋め込む。 ６） 160℃のオーブンで35分ほど焼く。 ７） 焼き上がったら、茎を煮た煮汁を全体に振りかければ、できあがり！

標高1000ｍで夏でも平均気温が20度と冷涼な気候の原村ですが、夏場の直射日光で、地面の温度は50度以上になることもあり、土の中の水分も蒸発してしまいます。高温と乾燥に弱いセルリーのシャキシャキ食感やみずみずしさを守るため、畑に敷き詰められているのが稲わら。ワラを敷くことで直射日光をブロックし、土の温度上昇を抑え、水分の蒸発を防ぐ、パックのようにすることで、セルリーのシャキシャキ感とみずみずしさを守っていたのです。

セルリーのみずみずしさを守る工夫は、真っ暗な夜中の３時から6時まで行われる収穫。気温の低い夜中に収穫することで、セルリーが呼吸でエネルギーを消費するのを防ぎ、シャキシャキ感とみずみずしさを守っていたのです。さらに、先端まで歯がついている収穫包丁で、先端の葉を株元を突き切るように切ることで、茎がバラバラにならず、株ごと収穫しています。