今回はNHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」の舞台、長崎県五島市から！長崎や五島列島の「"ご当(ごとう)"地ソング」をたっぷりお届けします。それにしても、“長崎”とタイトルにつく歌がたくさんあります。長崎は“名曲の宝庫”。歌を通し、長崎は多くの人の“心の故郷”になっているのかもしれませんね。ご出演者の皆さんとにぎやかにお届けした、さだまさしさんの地元愛あふれる「長崎小夜曲」の歌詞、「疲れた時には 帰っておいで」が心に沁みるなぁ…名曲の数々に、皆さんの気分も“舞いあがる”はずです！ 幕開きは、今年デビュー55周年目、朝ドラにも出演した前川清さんです。長崎を代表するご当地ソング「長崎は今日も雨だった」に、会場の皆さんは「待っていました！」の盛り上がり。コーラスを務めた純烈の新メンバー岩永洋昭さんは、長崎県波佐見町出身です。「同じステージに立っていることが信じられない」と、故郷のスター前川さんとの共演に大興奮！余談ですが、波佐見町の役場には岩永さんの純烈加入を祝う幕が掲げられているそうです！ 五島列島が舞台の歌では、丘みどりさんがご自身の曲「五島恋椿」を披露。収録時は「五島椿まつり」が開催中で、会場ではこの曲が流れているんです。「歌の舞台で歌えて幸せ」と笑顔で話す丘さん…椿をあしらった着物姿が、みじょか〜（五島の言葉で「可愛いらしい」）。また、五島・奈留島から生まれた名曲、荒井由実さんの「瞳を閉じて」を歌うのは城南海さん。島で暮らす幅広い世代の人たちから長年愛されている歌です。城さんの透き通った歌声はまさに五島のきれいな海のようで、グッときます。 そして、水森かおりさん、北山たけしさん、三山ひろしさんによる「長崎の鐘」。藤山一郎さんが歌った、戦争犠牲者への鎮魂歌です。「平和に向かって鳩が飛び立つような曲…」と舞台袖でつぶやく三山さんの言葉が私の心に残っています。実は、2016年からの4年間、長崎局に在籍していた私。曲紹介をしながら、お世話になった被爆者の皆さんの顔が目に浮かび…マイクを握る手にも力が入りました。 「特報！新曲情報」では、ご当地ソングの女王・水森かおりさんが初めて宮崎県を舞台に歌う「日向岬」、北山たけしさんのデビュー20周年記念曲「さすらいの街」、両手を交互にクロスさせる“キレッキレオン”なダンスも話題の新浜レオンさん「捕まえて、今夜。」など注目の新曲をご紹介！どうぞ、お楽しみに。