「最後、手を大きくして！遠慮しないで思い切って！」リハーサル中、みちのく娘！の３人に客席から声をかける人の姿が。花柳糸之さんです。長年に渡って振付をされていて、なんと紅白歌合戦にも50年以上、関わり続けているすごい方！今回はみちのく娘！の『みちのく恋の花』『私がオバさんになっても』『やさしい悪魔』を担当されていました。この振付、とにかく見て欲しい！時には元気に、時にはセクシーに、歌によって全然、違う表情を見せてくれます。そして、それを彩る衣装もまた素敵！歌のイメージに合わせてすべて変えているので、ここもまた見どころのひとつ。「歌だけでも踊りだけでもダメ。衣装も含めてお客さんに見て楽しんでもらわないと。テレビなんだから。」と話す糸之さん。実は踊りにおいてあの美空ひばりさんの妹弟子で、この考え方はまさにひばりさんから教わったものだそうです。“お客さんに楽しんでもらう”…まさにテレビの原点ですね。そして、今回の踊りに朝８時半から夜１０時までみっちり練習して臨んだというみちのく娘！の３人。『私がオバさんになっても』のリハーサルで、津吹さんと羽山さんがステージで踊っている時、工藤さんが袖で手拍子、時には同じ振付で踊る姿を見かけ、３人の一体感、仲の良さを感じました。「これからの演歌・歌謡曲界を引っ張っていくのは彼女たち」と花柳糸之さんも期待をかける、みちのく娘！の３人。その息の合った歌、踊り、そして、衣装にご注目ください！！