今回のみどころは？（渡辺アナによるみどころ紹介）

• 新潟県南魚沼市からの「新・ＢＳ日本のうた」。四季折々、豊かな自然が魅力的な新潟県は歌の舞台にもなりますね！古今東西名曲特選では、新潟にまつわる曲も登場します。トップバッターは純烈の皆さん！新潟県出雲崎を舞台にしたジェロさんの「海雪」を“オリジナルの振付”でお届けします。歌の情景が浮かぶような踊りが見どころです。そして、“異彩”を放っていたのが神野美伽さん。当時のＮＨＫ紅白歌合戦でも話題になった、ちあきなおみさんの「夜へ急ぐ人」を“神野ワールド全開”でご堪能いただきます。「私なりのアレンジで表現したい」という歌の世界は、これぞ絶唱です。“演じる”とはこういうことかと圧倒されるのです。感情が溢れ出すステージの熱気はどんどん高まり、なんと曲のクライマックスで…。もう目が離せません！ さて、今回のスペシャルステージは、題して「三波春夫 生誕１００周年スペシャル」です。昭和を代表する国民的人気歌手、三波春夫さんに対する歌手の皆さんの熱い思いに私は感銘を受けました。三波さんの名曲の中には、楽しく盛り上がる歌や演歌のヒット曲など様々ありますが、何と言っても真骨頂は…“台詞入りの曲”。名曲「一本刀土俵入り」に初めて挑むのは山内惠介さんです。主人公が立派な男に成長していくことを実感する山内さんの台詞回しや表情にご注目！また、新潟で生まれた戦国時代を代表する武将・上杉謙信が主人公の「謙信出陣」に初挑戦するのは辰巳ゆうとさん。辰巳さんが謙信になりきって「者共行くぞ！」と出陣する瞬間はとても見応えがあります。 そして、「長編歌謡浪曲」の代表的な１曲であり、三波さんの十八番「元禄名槍譜 俵星玄蕃」を披露するのは三山ひろしさんです。「忠臣蔵の世界観が大好きで三波さんの歌の中でも思い入れの強い曲。三波さんに関する著書を読んで歌への向き合い方も学んでいる」とのことで、イキイキとした表情で勢いよく台詞を語る三山さんの姿に、会場は拍手喝采！真剣な眼差しからは、芸を継承していく覚悟を感じるのです。実はこの日の会場には、三波さんのご息女の姿がありました。お話を伺うと、「父の曲に一生懸命取り組んでくださる歌手の皆さんの存在が嬉しい」と言います。そんな三波さんの故郷・新潟から、ご出演の歌手全員の熱唱でお届けするスペシャルステージ！ぜひ番組を通して、“歌手の皆さんの本気”を受け取っていただけると嬉しいです！