あの人の「原点」に、アナウンサーが迫る。
放送プロデューサーのデーブ・スペクターさん。バラエティーからワイドショーまで、日本のメディアで40年にわたり幅広く活躍し続けている。日本で生活する1人として何が発信できるのか。あらためて深く考えるきっかけになったのは、東日本大震災。持ち前のユーモアや社会問題にも切り込む鋭い視点。自分だからこそ届けられることばがあるとの思いを新たにした。デーブさんが貫き続ける、ことばへの信念とは。
聞く人を励まし奮い立たせる歌が支持されている竹原ピストルさん。大学時代はプロのミュージシャンを夢見ながらボクシングに打ち込んでいました。当時、同じ階級のライバルとして出会い対戦もしていた向井一弘アナ。40代後半となった二人が今回久々に再会。意外にも「誰かの力になっている自覚はない。俺は人前で歌うことが好きなだけ」と言う竹原さんが目指す「ここから」とは。番組初、タメ口のガチンコ対決でお届けします。
社会に必要な歴史の英知を示し続ける、歴史学者・磯田道史さん。今日の歴史研究に至る原点とは何だったのか。少年時代を過ごしたふるさと・岡山では、大好きな歴史に没頭した日々を。現在の活動拠点である京都では、ライフワークの防災史の研究について聞く。インタビューするのは、共に歴史番組の司会を担当した渡邊佐和子アナウンサー。「歴史は韻をふむ」とは!?古文書から読み解く災害の教訓と、現代へのメッセージ。
バスケットボール女子で日本代表初のオリンピック銀メダル獲得をけん引した主将の髙田真希さん。その人生は「挑戦」の歴史だったという。自身の可能性を信じバスケットボールの強豪校に飛び込んだ高校時代は挫折の連続。競技を辞めたいとまで悩みながらも、日本代表の大黒柱まで上りつめた信念とは。そして彼女の活躍の舞台は今、コートを離れた地域にも広がっている。髙田さんの飽くなき挑戦の人生の原点に迫る。
NHKのアナウンサーが自ら企画し制作するインタビュー番組。夢の実現へもがいていた場所や支えとなったふるさとなど、様々な分野の第一線で活躍する方の「原点」を訪ねて、仕事や人生の哲学についてインタビューする。
祝日 午前7時30分