永井路子(作家)
初回放送日:2023年7月8日
今年1月に亡くなった作家の永井路子さん。女性の役割に光を当てた歴史小説などを数多く発表し、「炎環」で直木賞を受賞。NHKの大河ドラマの原作者としても知られた。 永井さんは大正14年東京生まれ。東京女子大学卒業後、出版社で編集者として働きながら小説を書き始め、「三条院記」が雑誌の懸賞小説に入選して作家デビュー。昭和40年、鎌倉時代を舞台にした「炎環」で直木賞を受賞する。史料を徹底的に分析し、独自の視点で歴史小説を書き続け、それらの作品は大河ドラマ「草燃える」や「毛利元就」の原作となる。テレビの歴史番組にも多く出演し、歴史をわかりやすく解説するなど活躍した。
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