森村誠一(作家)
初回放送日:2024年1月6日
去年7月に亡くなった森村誠一さん。昭和44年「高層の死角」で江戸川乱歩賞を受賞。「人間の証明」や「野性の証明」が映画化されるなどベストセラー作家として知られた。 森村さんは昭和8年埼玉県生まれ。幼い頃から本が好きな文学少年だった。大学卒業後ホテルに就職。常連客だった人気作家・梶山季之さんとの出会いをきっかけに作家活動を始める。推理小説の分野にとどまらず、昭和56年には旧日本軍の「731部隊」について描いた「悪魔の飽食」を発表。80歳を過ぎても執筆意欲は衰えず、自身の“老い”を題材にした「老いる意味」を上梓(じょうし)するなど、幅広く創作活動を続けた。
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