ミュンヘン五輪テロ事件 “平和の祭典”は問い続ける
初回放送日:2024年3月15日
1972年のミュンヘンオリンピック開催中、パレスチナの過激派「黒い九月」が選手村に侵入し、イスラエル選手団11人を人質にとり立てこもった。襲撃を受けた選手やその家族、救出に当たった西ドイツの警察官が体験を語る。事件は人質と警察官合わせて12人が死亡する最悪の結末に。五輪は中断か続行か、IOC会長は決断を迫られた。国際紛争が絶えない中でパリ五輪の開催を迎える今年、改めて平和の祭典の意義を見つめる。
写真提供:ゲッティ