運命の分岐点の舞台となった、1965年7月25日のニューポート・フォーク・フェスティバル。ディランが「フォークのプリンス」というイメージを自らかなぐり捨て、エレクトリックバンドを従えて歌った演奏は、ロックの歴史に残る“伝説”と呼ばれる。

写真：ゲッティ

20世紀アメリカを代表するミュージシャン。当初はフォーク歌手として活躍したが、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバル以降、ロックへと音楽の幅を広げる。2016年、 ミュージシャンとして初めてノーベル文学賞を受賞した。

写真：ゲッティ

アメリカを代表するフォーク・グループ、ピーター、ポール＆マリーのリーダー。全世界にフォークソング・ブームを巻き起こした。ニューポート・フォーク・フェスティバルで司会を務めたヤーロウ。 番組では、1965年の“伝説”のステージをフォーク歌手の立場から振り返る。

1962年にデビューしたボブ・デイラン。『風に吹かれて』や『はげしい雨が降る』、『時代は変る』などのフォークソングやプロテストソングを立て続けに発表。反戦や社会正義を歌う「フォークのプリンス」として、絶大な人気を博した。