バンクシーの元マネージャー、スティーブ・ラザリデス。 1997年から2008年までバンクシーのマネージャーを務めた。 当時、まだ無名だったバンクシーをマネジメントし、街中での作品制作の際には一緒に行動していた。 また、より多くの人の目に止まるように活動拠点をロンドンに移すことを勧めたり、バンクシーの記録兼PRのため作品を撮影し世間に公開したり、資金面などのサポートを行った。

2018年10月5日にイギリスの老舗のオークションハウス「サザビーズ」で起きた「シュレッダー事件」。 バンクシーの代表作「風船と少女」がオークションに出品され、作品の落札が決まった瞬間、額縁に仕込まれたシュレッダーが作動し、絵画の下半分が切り刻まれた。後にバンクシーが公開した動画では、実際は下半分ではなく、絵画の全てが切り刻まれる予定だったが、途中でシュレッダーが止まったことは想定外だったと語っている。

Instagram＠Banksy

謎の覆面アーティスト、バンクシー。ある時は、厳重な警備が敷かれた美術館に侵入し、無断で作品を展示。またある時は、危険地帯へ赴き、メッセージ性の強い作品を描いていく。世界各地にアートを残すものの、その正体は分かっていない。

©James Pfaff

パレスチナに現存するバンクシーの作品 「Love is in the Air」 バンクシーの中でも人気の高い作品の1つで、 暴徒のような男が、火炎瓶ではなく花束を投げようとしている姿が描かれている。パレスチナ ヨルダン川西岸地区のガソリンスタンドの壁に描かれ、高さは6m程の巨大な作品となっている。