知的障害×子育て 結婚の条件は不妊処置!?子育てする障害者の声

NHK
2023年8月10日 午後5:41 公開

去年12月グループホームを運営する社会福祉法人が、結婚や同居を希望する知的障害者のカップルに対し、「手術を受けなければ、その後の支援はできない」と伝えていたことが発覚、北海道の職員が調査に入った。この問題を通して、障害があっても、安心して子どもを産み育てるために何が大切か考える。

<番組の内容>

▶障害のあるカップルが結婚・同居する際に不妊手術を提案!?

▶︎知的障害のある人たちの国際的な団体ピープルファースト

▶︎3人の子どもを育てるカップルとサポートのありかた

<出演者>

山田浩(ピープルファースト大阪)

中山千秋(ピープルファースト大阪)

大滝友康(仮名・製薬会社勤務)

大滝美恵(仮名・病院勤務)

大滝健心(仮名・息子5歳)

佐野和明(支援ワーカー)

レモンさん(MC) 

玉木幸則(ご意見番)   

あずみん(コメンテーター)

<VTR>

去年12月、知的障害者のグループホームを運営する社会福祉法人に北海道の職員が調査に入った。

結婚や同居を希望するカップルに対し、「手術を受けないのであれば、その後の支援はできない」と伝えていたことが発覚したのだ。

理事長によると、過去20年あまりの間に、8組のカップルが不妊手術や処置に応じていたという。

理事長は、「国の制度もなく、ノウハウもないので、子育てまではケアできない」と語っている。これに対し、知的障害のある当事者たちから怒りの声があがった!

男性「ぼくらは知的障害者やけど人間や」

女性「障害があるから産んだらだめなのか。好きな人の子どもを産んじゃいけないのか。私たちは自分で選んで障害者になったわけじゃないです」

障害があっても、安心して子どもを産み育てる。そのために何が大切か、みんなで考える!

※今年6月、北海道は調査結果を公表。「意思決定支援への配慮が不十分だったこと、相談内容の記録がなかったこと」から、社会福祉法人に対して改善指導がなされた。道によると結婚や同居を希望したカップルは10組いたとされ、聴き取り調査で13人が不妊処置を受けていたことが確認されたという。一方で、処置を受けることがグループホーム入居の条件になったり、処置を強制した事実は確認できなかったとした。

<スタジオ>

レモン:バリバラ始まりました〜! We are シンセキのテレビの前のあなた! バリバラ今日はあなたとも一緒に考えていきたい。去年12月、北海道で明らかになった出来事を通して、障害がある人の出産や子育てについて考えたいと思いますよ。

あずみん:スタジオには、北海道に行って、社会福祉法人の理事長に話を聞いたり、役所にも意見を言ってきたピープルファーストからお二人に来ていただきました。山田浩さんと、中山千秋さん、よろしくお願いします。

レモン:よろしくお願いしまーす!

ピープルファーストとは、知的障害のある当事者の国際的な団体。

入所施設ではなく、地域で、当たり前の生活が送れるようにすることや差別を無くしていくための活動を行っている。

※ピープルファーストは1970年代に「障害者である前に人間だ」を合言葉にアメリカで始まった運動。1994年以降、日本でも大会が開かれている。

レモン:そうした活動をするようになったのは、何がきっかけですか? 中山さん。

中山:30代の最初の頃、初めてピープルファーストに参加。そこでデートゲームっていうのがあった。それを見て、こんな大会があるんやって初めて知って感動。私も恋もしたいなと。

山田:僕は入所施設をなくして、地域で暮らせるようにしたいなと思っていて、(入所施設に住む人たちを)グループホームに住まわしてあげたいな思って。

レモン:なるほど。外で、地域でね。

山田:はい。

ピープルファーストでは、北海道で明らかになった問題について、いま、話し合いを続けている。

山田:僕は、子どもを産んで自分らで生活していくのはいいと思う。子どもを産ませないっていうのは絶対、間違っていると思っている。

中山:障害者やからって、勝手に決めないでほしい。そんなん(子育ても)やってみなわからへんし、自由やし。障害者やってことと、子どもを産んだらあかんとか、結婚したらあかんは、関係ないと思います。

レモン:山田さんは、結婚のこととかも考えたりとか?

山田:結婚して子ども育てたい、育てていきたいなと思ってますけど。

レモン:せっかく夢描いてるのにね。その夢はあかん・・・

山田:って言われたら僕は腹立つと思います。

レモン:僕も腹立ちます。

あずみん:私も腹立つ。

レモン:みんな腹立つと思いますね。

中山:自由を奪われるのは嫌です。

中山:障害者やからってナメてんのかと。

レモン:(笑)! 意外と、「緊張する」言うてたけど、「ナメてんのか」まで言う(笑)おもしろいな。

あずみん:今回の問題を受けて、(知的障害のある)仲間のみなさんにも意見を聞いてくださったとのことなんですが・・・。

中山:読みますね。

レモン:お願いします。

中山:「話を聞いた時、めっちゃ腹が立って、涙が出ました。グループホームを出ていかなあかんなんて、そんなのおかしい。自分で決めたい」「子どもを産みたいけど、家族で生活するために介護者に助けてもらいたいと思います。それから、国にも、子育てについてもうちょっと考えてほしいと思います」。このほかにも、腹が立った、悲しかったという声がたくさんありました。

レモン:なるほど。玉木さんどうですかこれ?

玉木:好きな人と一緒に暮らすこととか、子どもを産むかどうかっていうことは、自分たちで決めること。まず、産まない選択肢を出していること自体が人権の問題であって、だからちゃんと今日は、自分で自分の人生とか生き方を決めていけるためには何が大切かっていうことをみんなで考えていきたいなって思ってんねんな。

レモン:そうですよね。まずはあるご家庭の子育ての様子を取材しましたのでご覧ください。どうぞ。

※子どもを産む・産まない、いつ・何人持つかなどについて、自分で決め、そのための情報や手段を得ることができるのは「リプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)」と呼ばれる基本的権利。差別や強要、暴力を受けることなく、自己決定できることもこの権利に含まれている。

<VTR>

徳島県内で暮らす大滝友康さん38歳。

妻の美恵さん36歳。14年前、障害のある人たちが住む施設を出て結婚した。

(オムライスにケチャップで絵を描きながら)

美恵「いつもはキャラクターだったり、名前だったり・・・。できました!」

いまは、5歳、10歳、13歳の3人の子どもたちと賃貸のアパートで一緒に暮らしている。

健心「おいしい。おにぎりおいしい」

美恵「子どもがいたら楽しい、可愛いし」

(スタッフ)「子どものいない生活は・・・?」

美恵「考えられませんね。いなかったらたぶん寂しい」

(製薬会社で働く友康さん)

友康さんは、3人目の子どもが生まれるのを機に、給料などの条件のいい、この会社に転職した。

友康「会社から集めてきたゴミをここに持ってきて、ここで分別しています」

まじめな仕事ぶりで職場の信頼を得ている友康さん。フォークリフトの免許もこの会社に入ってから取得した。

友康「自分が一人っ子っていうのもあるんで、賑やかな家庭がいいなって。おおぜいの家族に憧れるなっていうのはありました」

美恵さんは病院で介護の仕事をしている。3人姉弟のまんなか。一人だけ児童養護施設で育った美恵さん。家庭を持つことに、強い思い入れがあったのだという。

美恵「(親は)お姉ちゃんや弟にはふつうにかわいがるというか、ふつうに関わって、ふつうのごはんを食べさせてあげたり、ふつうの遊びをさせてあげたりしていたのに。(幼いころ)私だけ食事を食べさせてもらえへんかったり、虐待受けて悲しい思いしていたから。自分が大人になったら、子どもができて幸せな家庭を作りたいなと思ったから、親に負けたくない、自分がちゃんと育てて3人頑張って育てたいっていう」

二人が出会ったのは18年前。同じ施設で暮らすなかで愛が芽生えた。同棲生活を経て、結婚。1年後、最初の子どもが生まれた。

美恵「うれしかったです。自分にも家族ができて幸せになれるってうれしさが一番だった」

しかし、子育ては悪戦苦闘の連続だった。出産経験のある友人は少なく、家族との縁も切れていた美恵さん。

頼りにしたのは育児本。ところが…。

育児本に『ミルクは3時間ごと』とあれば・・・、正確に守らなければと、子どもが泣いても、時計とにらめっこ。

『離乳食はドロドロになるくらい』とあっても・・・、ドロドロがどんなものかわからず頭を抱えてしまった。

美恵「歯でつぶせる固さとか、何倍粥とか、書いてあっても、文章で書いてるのと、いざしてみたら違うかったり、水の量とかも何カップとかもわからんかって、あまりにもできなかったのが続いたりとか、自分に負担が多くなってきて、しんどくなってきて」

そんなとき、相談に乗ってくれたのは、結婚前に住んでいた施設のスタッフ。困ったときに 誰に相談すればいいのかもアドバイスしてくれた。当時、施設で働いていた佐野和明さん。

福祉関係の支援者だけでなく、保健師さんや、職場の仲間、近所の人、医療関係者など、地域に相談できる人たちを増やすようアドバイスしたという。

佐野「例えばカップルが自分たちで、いろんな人を頼りにできるように。支援者は、できるだけ“引き算の支援”というか、本人さんたちが自分たちの暮らしとか人生をしっかり考えて決めて、それがかなっていけれたらなって」

(自宅にて)

大滝さん夫婦は、いまも佐野さんにサポートを依頼している。

美恵「これが生活費をおろす通帳です」

この日は、月に1回の訪問日。家計簿を一緒にチェックしてもらう。

佐野「二人でめがね買い替えたんやな」

美恵「(一つ)買った直後に、朝起きたら、(5歳の息子)健心さんがメガネを折ってたの。ポキッて。メガネも壊れて、今月は大変や」

佐野「こっち(通帳)は余裕があるけどな。ちゃんとできとう。いけるんじゃない?」

佐野さんは、国が全国に設置した「障害者就業・生活支援センター」のスタッフ。大滝さん夫婦の仕事と生活をサポートしている。

佐野「お金のチェックというよりか、生活全般で困ってることないかなとか、しんどうなってないかなっていうことを聞くのが大事で。愚痴聞きじゃないけど、ストレス溜まってそうやったら話聞く時間やね」

美恵「佐野さんが担当してくれるようになって気がほぐれた」

子どもたちの成長を記録したアルバム。写真スタジオでの撮影は大きな負担だが、これは美恵さんのこだわりだ。

美恵「最初行ったんが、ここのスタジオやったから、(3人の子どもを)一緒のようにしたかったから、『もう、そこで(3人とも)』みたいな」

佐野「姉弟公平に育てるってゆうのは、(美恵さんの)こだわりのこだわりで」

美恵「自分が小さい頃、(ひとりだけ虐待に)あったから」

佐野「子どものこと考えてのことやってたらいいよ、みたいな感じで言いよるね」

(近所に住む友人が訪ねてきた)

近所に住むママ友の阿部礼子さん。中学2年の息子がいる。

美恵「よかったね、(息子さん)よく食べるようになって」

礼子「よう食べるんよ、最近」

美恵「あんな小さかったのにな」

礼子「私より身長高いで」

美恵「男の子やけんな」

礼子「もう抱けん」

美恵「抱かんやろ(笑)」

礼子さんは、美恵さんが、気軽に相談ごとのできる友人だ。

美恵「礼ちゃんが教えてくれたんやな、タクシーの使い方。交通手段が、旦那は(車に)乗れるけど、自分は乗れんから。バスで行くにも、熱ある子二人連れていくこと(大変)やから。タクシーの使い方、言ってくれてんな」

ママ友と過ごす時間は、仕事と子育てに追われる美恵さんにとって、大切な息抜きの時間だ。

(家族の休日)

健心「よーい、どん」

美恵「向こうまでいった」

末っ子の健心くん。難病があり、発育がゆっくり。体温調節が苦手で、てんかん発作もある、心配は尽きない。

いくつもの病院や療育施設に通うが、そこでのアドバイスにとまどうことも少なくない。

そんなときには、健心くんを担当する福祉の専門家に、相談に乗ってもらうこともある。

美恵「ここのリハビリの先生は体力を増やしたいからベビーカー卒業してって言われる。(療育施設)の先生は運動制限したほうがいいけん、ベビーカーに乗せてなるべく動かしてあげてって言われる。(大学病院)の先生は、どの先生に話していいかわからん」

山田「なるほど。医療的なところでの指示が全部違うねんな。確かに混乱するけど、大事なのは、そのときの状態、状況っていうのを先生に伝えることはたぶん大事」

美恵「ときどき不安なときもあるけど。最初の頃やったら、誰に相談乗ってもらっていいかわからんから。自分の親とかにも頼れんし、不安だったけど、今は色んな人が助けてくれるから安心して生活できる」

<スタジオ>

レモン:スタジオには大滝さんご一家に来ていただきました。なんとバリバラには2回目のご出演でーす!(5歳の息子)健心くんも、こんにちはー。健心くんはピースが上手です。ピース!めっちゃうまい。

そしてなんと、(13歳と10歳の娘)ミユさんとココアさんもこちらです!どうもー!

あずみん:こんにちはー。

レモン:大滝さんの支援に関わってこられた佐野さんにも来ていただきました。佐野さんもおひさしぶりです。

佐野:よろしくお願いします。

レモン:僕が勝手にB’zの稲葉くんに似てるねって言ってる。

あずみん:わかるー!

レモン:お二人は、ゲームセンターのいわゆるクレーンゲームで、なんか仲良くなったんですよね。もう5年前でしたね。

美恵:はい。

友康:そうですね。

レモン:美恵さん、子どもがほしいっていう強い思いがあったって言ってたけど、子育てはどうです?充実してます?

美恵:充実してます。

レモン:友康さんはどうですか?

友康:毎日楽しいです。

レモン:特に、“あの瞬間最高”っていうのはどういう時ですか?

友康:みんなでごはん食べるところが。「今日何があった?」って言うて話するんが。たまに無視されますけど(苦笑)

レモン:どこでも一緒です(笑) 最初は、誰に相談したらいいかわからなくて苦労した、とのことですけども、どうやってこれ相談できる人を増やしていったんですか?

美恵:最初は、保育所の先生に相談していて、保育所の先生も忙しいから、保健師さんとか、どんどん違う人に相談していったら広がっていきました。

あずみん:保健師さんは、自分で探して行ったんですか?

美恵:乳児検診で、いい保健師さんがいて、その方が何回か連絡くれて、相談するようになりました。

あずみん:そうなんや。

レモン:例えば、子育ての方針。こうやって子育てしたいなとか、親御さんによって違うじゃないですか?

美恵:自由にしたいところもあるし、聞きたいこともあるし。

友康:子育てに関しては、自分らでやっぱりやりたい。もし、困ったことがあったら、支援者の人に助けてもらいたいっていうのはありますね。

レモン:佐野さん、そのあたりの感じがすごく大切なポイントですかね。

佐野:はい、福祉の職員って、どちらかといえばお世話やきたい。いろんなサポートをしたくなるんですけど。いろいろやりすぎると、本人の力を発揮する機会とか、町の人たちの力を発揮できる機会を、奪ってしまうっていうような感覚があって。支援は必要最小限で、ほんとに困った時に動けれたらいいかなっていうふうに思ってます。

レモン:北海道のケースではね、グループホームでの子育て支援の制度がないことが指摘されてきましたけども、「制度がないから支援できないんですよ」という意見については?

佐野:例え周りが反対してても、福祉の制度が全くなかったとしても、本人がやりたい、そうしようって思うんだったら、それを応援するのが福祉の職員のあるべき姿じゃないかなって思うんで。制度があるとかないとかいうところで議論してることの方が、僕は違和感があって。

玉木:今回問題になったのは、「グループホームの職員が、子育ての手伝いをなんでせなあかんねん」みたいな、そういうことがまず前提で、今回は言われてるのね。それも含めて、グループホームで支援ができないんやったら、どういう形やったら生活できるんかって、次のやり方を本来考えていかなあかん話。

レモン:だから“制度がなかったら諦める、制度があったら頑張る”じゃなくて。普通に(障害があっても暮らし方を)選べるために、制度がなかったら大急ぎで作らなって話。

あずみん:そうそう。

玉木:僕も政府の会議(内閣府障害者政策委員会)に出てるんやけど、10年ちょっと前ぐらいは知的障害がある当事者も入ってたんやけど、今はね、入ってない。親の会が代わりに入ってることが多いのね。でも、やっぱり本人は本人で、僕は僕、私は私の生活したいっていう話やから、そこは親は(代わりには)言えないね。だから親の意見と、知的障害のある人の意見とは別やでっていうことで、考えていくことが大事。

中山:私らのいないところで(私らのことを)勝手に決めないでほしいっていうのがある。

レモン:制度を作るんやったら、私らの意見もちゃんと聞いてって感じですか?

中山:はい。

山田:そう、自分たちの声を聞いて欲しい。

レモン:なかなか知的障害の人の結婚する人が増えないとかね、これ何が原因ですかね?

山田:やっぱり知的障害者も一人の人間やから、子どもをつくるのも大事かなと思うけど、親が反対してる人もいっぱいおるから、そうなるかもしれないと思います。

中山:(私も)お父さんが、厳しかったから、自分でも自信無くしたことがあるし。だから彼氏とかつくるのもでけへんかったし、結婚のことも半分は諦めてたから。

佐野:家族も福祉の職員も、周囲の方も、(知的障害者の結婚に対して)基本的にはすごくネガティブにとらえてるんじゃないかなと思います。

玉木:だから、障害があったら、(健常者である)我々の生活とは別やねんって、思っちゃってるんちゃうかな。ほいで、生活支援とかでも、(福祉スタッフの)私たちがやってやってるのに、子どもができたら私たちがまたやってあげなあかんの違うかみたいな。

レモン:誰でもみんな無理なことあるやん。だからそれをサポート、お互いにし合うんちゃうの?

中山:「障害者だから、そんなん無理無理!」って言うけど、健常者の人かて、うまいこといけへんことある。

あずみん:確かにそうやん。

レモン:これまで支援してきてね、うまくいかなかった人もいるんですか?

佐野:離婚されたカップルもいるし、年齢が上がって、病気されて死別、ひとりになってしまったって方もいらっしゃいます。

レモン:それはありますでしょうね。

佐野:そういう意味では、世の中いっぱんにあるようなことは、障害があってもなくても同じように起こるのかなっていうふうに思ってます。

レモン:「新婚さんいらっしゃ~い」っていう気分でおうかがいしますけど、好きな方が現れるってどんな感じですか?

中山:ピーンとわかるっていうか、「王子様や!」って。

レモン:どんな感じですか、つきあってる間は。

中山:ドキドキ。ハッピー。ときどきケンカ。それで結婚式あげて・・・。

あずみん:いいなあ~。

中山:今は旦那さんとグループホームで住んでいます!

一同:(笑)

玉木:今日の話は、別に知的障害のある人の子育ての話だけではなくて、障害のないお母さんたちも、そうやって聞いていけばええんやとか、いろんな人とつながっていけばええんやとか、そういうふうに、気づいてもらえたら。

レモン:みんながお互いさま、おかげさまになっていこうやって、あらためて教えてもらった気がします。ありがとうございます。最後にこれから結婚したい、子ども欲しいと思ってるね、カップル見てると思うんですよ。ひとことお願いできますか?

美恵:最初は不安だと思うけど、いいこともあるし、楽しいこともたくさんなので、恋愛して、子育てできる社会になって欲しいなと思います。

友康:障害があっても恋愛してもいいんだ、子どもつくってもいいんだって、自信を持って頑張ってもらいたいです。

レモン:今日はありがとうございました!

※この記事は2023年8月4日放送「知的障害×子育て 結婚の条件は不妊処置!?子育てする障害者の声」を基に作成しました。情報は放送時点でのものです。