特集「意識不明」を生きのびて (1)回復を信じて

初回放送日:2023年9月11日

事故や病気により「意識不明の重体」になった人たち。時間がたっても回復しない状態を「遷延性意識障害」という。リハビリにより意識を回復する人が一定数いるが、医療では「できることがない」といわれる一方、福祉では「医療的処置が必要」と引き受けてもらえず、受け皿を求めて漂流する人が少なくない。2夜にわたってお送りする特集の第1回は、病院、施設、自宅、それぞれの現場を密着取材し、現状と課題を考える。

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目次
  • 「意識不明」を生きのびて(遷延性意識障害) (1)生きることをあきらめない本人と家族
  • 1-1.受け入れ先を求めて漂流する
  • 1-2.回復を目指す病院の取り組み
  • 1-3.自宅で介護しようと決意した夫が大切にしていること
  • 1-4.「生きていてよかった」と思える暮らしを目指して
  • 「意識不明」を生きのびて(遷延性意識障害) (2)母と娘の33年
  • 2-1.母親は「何も反応してくれない人」
  • 2-2.父親だけに笑顔を見せる母親
  • 2-3.家族とは「ただいま」を言う相手
  • 2-4.これが私のお母さん