初回放送日:2024年4月29日
「無職で保険証もなく妊娠」「未受診で自宅で出産」…妊娠SOSには、孤立し、助けを求める女性たちの相談が絶えない。住まいがなくネットカフェや野宿など“漂流”する妊婦も。「このままでは命を守れない」と民間の支援団体から声があがる中、今年4月に法改正され、住まいや食事などの支援を行う「妊産婦等生活援助事業」が始まった。生まれる命や妊娠で追い詰められた女性の人生をどう守るのか。現場の取り組みから考える。
沖縄の特定妊婦の生活の場「おにわ」赤ちゃんと母親の居場所
おにわと連携して出産にあたる琉球大病院の医師たち
小さないのちのドア 妊娠の相談を受けつける「妊娠SOS」の電話を受けるスタッフ
「小さないのちのドア」で妊娠に関わる緊急の相談も受け付けている代表の永原郁子さん