「いのちが大丈夫であるように〜沖縄・夜を生きる少女たち〜」

初回放送日:2022年2月16日

「わたしたちの街は暴力を孕(はら)んでいる。そして、それは、女の子たちにふりそそぐ」。子どもの貧困率、そして10代の出産率が全国平均の2倍にのぼる沖縄。琉球大学教授の上間陽子さんは、10代で子どもを産み、家族の支えもなく、ひとり夜の街で働く少女たちの実態調査と支援活動に取り組んでいる。見えてきたのは、出会った少女たちの多くが、家族や恋人からの暴力にさらされながらも沈黙して生きてきた現実だった。

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目次
  • 琉球大教授・上間陽子さん 沖縄の夜を生きる少女たちに命を守る場を
  • 1.言葉を奪われる少女たち
  • 2.暴力はひとりきりにされる体験
  • 3.暴力の根源に浮かぶ基地の風景
  • 4.いのちを守る生活の場で「希望を持つ練習」を
  • 5.10年遅れの宿題に取り組む
  • 6.“大丈夫な場所”を作れるのは大人だけ