沈黙の理由 〜強制不妊手術 埋もれ続ける声〜

初回放送日:2024年5月20日

戦後日本で半世紀にわたり行われた、旧優生保護法の下での障害者への強制不妊手術。2018年に被害者が国を提訴した裁判は、この夏にも最高裁判所で判決が下される見込みだ。しかし、被害者約25000人のうち原告は39人と氷山の一角。5年前に成立した一時金支給法による補償につながった人も全体の4%にとどまる。今も社会の片隅で「沈黙」を続ける被害者たち。その理由を探り、優生保護法がもたらしたものの深層に迫る。

放送内容

目次
  • 沈黙の理由 〜強制不妊手術 埋もれ続ける声〜
  • 1.沈黙の理由➀ 「手術を認識できない」
  • 2.沈黙の理由➁ 「家族との関係」
  • 3.沈黙の理由➂ 「過酷な差別の中で 封殺される声」
  • 4.沈黙を破り 尊厳を回復するために