英雄たちの選択

日本の運命を決めた「選択」に迫る!

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昭和の選択 平和を手放した日 〜幣原喜重郎 国際協調外交の誤算〜

戦前の日本外交を主導した幣原喜重郎。国際協調と平和主義をかかげたが、軍や大衆に弱腰と非難され戦争への道を開いてしまった。その失敗から真の国際協調とは何かを問う。 第一次大戦後、国際協調と平和主義をかかげて日本外交を主導した幣原喜重郎。当時、日露戦争で獲得した満蒙権益の確保に躍起だった日本に対し列強国は大陸への勢力拡大を警戒した。反発を危惧した幣原は中国への内政干渉を唱え、合法的な国益確保に努めた。しかし軍部や大衆から「弱腰外交」と非難を浴び、1931年ついに満州事変が勃発する。戦前の幣原外交の失敗を通して、真の国際協調とは、平和を導く外交とは何かを探る。

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