私たちは食事をする時「五感」を駆使しておいしさを味わいます。「五感」とは味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚です。しかし、食習慣の乱れや栄養バランスが崩れると、味覚障害や嗅覚障害に陥ることがあります。また高齢者では唾液の量の減少や、薬剤の影響などから味覚や嗅覚が鈍化することもあります。濃い味付けは要注意です。人生の充実や、豊かに生きる喜びにつながる「食」の醍醐味について医学博士・本多京子さんが語ります。
体にとって必要不可欠な水分。水分は一気に飲んでも吸収されにくいので、こまめな補給が大切です。起床時や朝食時、午前10時頃、昼食時、午後3時頃、夕食時や風呂上がりなど、給水時間を決めておくのも一つの方法です。また高齢になるとのどの渇きを感じにくくなるので要注意です。さまざまなお茶の種類から熱中症対策、緑茶の健康効果、おいしい紅茶の入れ方など、お茶時間の楽しみ方を医学博士の本多京子さんが解説します。
こころをよむは、文学・美術・映画など、各分野の第一人者が、現代人が抱える、老い・家族・環境など、さまざまな問題をストレート・トークで分かりやすく読み解いていく番組です。