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万葉びと、その生と死と (6)新羅国からやってきた尼の死

初回放送日:2024年5月12日

今回は、朝鮮半島南東部にあった新羅から日本に渡来していた尼理願(あまりがん)という名の女性の死をめぐる挽歌を取り上げます。当時の渡来人は貴族の邸宅に寄宿して、学問や技術などを伝えていました。尼理願は大伴氏の邸内に住み、石川命婦、大伴坂上郎女の母娘と家族同様に暮らしていたといいます。國學院大學文学部教授(特別専任)上野誠さんが、この母娘の間で尼理願の死がどのように受け止められたのかを読み解きます。

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